空手稽古から帰り、玄関を開けると、デカい靴が片方だけある。
オレンジの私の靴が26.0。
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誰だ!誰だ!二階に上がると、次男が居た。
5が月振りの帰省。
全寮制の予備校生、いや私は勝手に高校4年生と考える様にしているが、年に一度、唯一帰省が許される1週間だそうだ。
照れくさそうに私の顔を見る次男。
早速、記念写真。
我が子の帰省は、嬉しいもんである。
かみさんも嬉しそうである。
今日は、次男の大好物であるステーキ、それにクウシンサイ。
かみさんは、剥離骨折にもかかわらず、次男の為に、大好きな硬いフランスパンや大好きなお菓子を一杯買って来た様だ。
母親根性であろうか。
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やはり、2人より3人での食事の方が美味しい。
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しかし、もっと喜んでいる奴が居た。
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ルパンである。
かみさんの靴、私の靴には見向きもせず、次男の靴をくわえて2階に上がったのがその証拠である。
家の中でも次男を追いかけ続けている。
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5か月ぶりの匂いを懐かしんでいるんだろう。
病院嫌いな人、病院好きな人、こんな表現が適切かどうか分からないが、何かあると直ぐに病院(医院)を受診する人もいれば、なかなか受診しない人もいるのではないだろうか。
家のかみさんは、大の病院嫌い。
と言うか、人間には治癒能力がある、時間が経てば治ると言い張る、典型的な〝自力で治す派” 人間である。
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そんなかみさんが、昨日の午後の診療中に、私に擦り寄って来て、こ~言った。
「階段を踏み外して、足首を捻挫したみたいだから、夜間に整形外科に行きたいんだけど、どこかあるかな~?」
時計を見ると、午後4時55分。
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近くの整形外科の最終受付は午後5時30分。
予約を見ると偶然キャンセルがあったので、総務部に連絡し、戸塚先生とで副院長(かみさん)の担当患者さんを診ることにし、今すぐ整形外科に行くように言った。
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1時間ほどして帰って来たかみさん。
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レントゲン診査の結果〝左足くるぶしの下の骨の剥離骨折” 。
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捻挫ごときで病院に行きたいと言い出すかみさんではないので、よっぽど痛かったのだろう。
それでも、捻挫と言い張るあたりは、実に男らしい。
(違うか?)
先日、鈴木勇さんより合同練習のお誘いメールが届いた。
勇さんは、大学の先輩である鈴木一先生の弟であり、私と同じ昭和40年生まれである。
昨年サブ3を達成し、見事48歳の日本ランキング入りを果たした同年代のホープである。
そんなホープからの折角のお誘いメール、断る理由はない。
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しかし、その後に来た、練習内容メール内容に体がフリーズしてしまった。
つま恋というアップダウンのあるコースでの設定ペース
~8キロ 5:00
~10キロ 4:15
~25キロ 4:45
~28キロ 4:30
~29キロ 4:15
~30キロ 4:00
とあった。
サブ3.5を目指している私の実力では、非常に厳しい、いや無理な設定ペースである。
筋肉がフレッシュな状態での全力走で1キロ4分が今の私の走力であるのに、29キロも走った最後の1キロを4分って・・・・・・・・・・さすがは勇さん、頭がど~かなっちゃっている様だ。
ま~、諦めるのはいつでも出来る。
行けるところまで行ってみようと思う。
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さて、勇さんとの合同練習のための練習として午前は約30キロ走に出掛けた。
30キロ走と言っても、軟弱な私の練習はLSD(ゆっくりペース)である。
約30キロというのは、気の向くままに気の向く方向にGRAMINの時計で15キロを示す所まで走ったら、折り返して帰ってくるのだが、同じ道だと面白くないので、違う道を帰ってくるので、約30キロである。
今日の正式走行距離は29.2キロであった。
今日は時折小雨が降る曇り空、ジョギングには非常に適した天候であった。
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そんなジョギング中、玄関前をほうきで掃いたり、玄関前の草取りをしている光景を多く目にした。
そ~言えば、母親も、毎朝と毎夕方、玄関前をほうきで掃いていたのを思い出した。
畳材料卸売という、お客さんをお迎えする商売をしていたからかも知れないが・・・。
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私も職種は違えど、患者さんをお迎えする仕事である。
そんな訳で、帰宅後、前々からやろうと思っていた草取りを行った。
慣れない作業は疲れるが、やった後は気持ちが良い。
作業後は、ルパンのチェックを受けることにした。
しゅみましぇん。
また生えてくるから、勘弁して・・・・・。
最終水曜日秒針が午後8時丁度に達した瞬間、丸山塾が始まる。
時間厳守は丸山塾の基本である。
塾訓、規約を定め、正式に丸山塾と命名してから早いもので今回で26回目となった。
まずは、与えられたテーマについての発表。
制限時間は1人5分。
丸山塾生は〝魂の5分” 〝渾身の5分” と呼んでいる。
気持ちを込めると、5分は十分な時間である。
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テーマは「CR(歯に詰める白い樹脂)の色合わせ」。
たかが色合わせとあなどる無かれ。
実に奥深いことが分かった。
明日からの臨床に生かしたい。
今日は、ユー(戸塚先生)が買って来てくれた、CoCo壱番の豚しゃぶカレーとシーザーサラダ。
飲み物は、マサ(時森先生)が用意してくれた脂肪の吸収を抑えるというフレーズが売りの黒ウーロン茶。
黒ウーロン茶って、結構なお値段するんですよね~~。
マサよ、ゴチになります。
丸山塾訓が印刷されたお揃いのカップで頂いた。
ライス300g、普段これだけの米を食べることはないので、お腹が一杯になった。
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さて、満腹の後は、読書感想。
ユーは「リピート」
9ヶ月月前に戻れるらしく、そんな時、人間は何をするか・・・・・・・・。
非常に面白そうで私も読みたくなったので、内容暴露はほどほどにしてもらった。
私に読みたいと思わせるプレゼンをするとは・・・・・・ユーの腕も上がったな~~。
マサは「死について考える」
母親を亡くし、気持ちの整理のために、また二児の父親として、人間の死とは、生とは・・・を考える良い機会になったのではないだろうか。
私は「鈴木敏文の統計心理学」
セブンイレブン社長の経営学書である。
セブンイレブンは、数あるコンビニの中で一番の売り上げを誇る〝No1コンビニ”である。
この本を読んで、その理由が分かった気がした。
業種は違えど、我々歯科医院経営にも大いに参考になる内容であった。
さて、最後はフリー演題。
症例報告、制限時間は〝魂の15分”
ユーは「歯牙移植症例報告」
抜歯した大臼歯部に上顎の親不知を移植した症例報告。
医療は診査・診断が命である。
今回は、CT診査を含め、十分な術前診査、術前診断を行い、サイズ的にもピッタリと予定通りに行えた事と、患者さんへの説明の仕方にも一工夫したことが良く分かる、渾身の15分発表であった。
最近、力を入れている矯正を併用した咬合を改善した2症例を発表してくれた。
これまた、診査・診断・治療方針と見どころ満載の発表であった。
ユーからの質問にも、丁寧に答えてくれた。
これまた〝魂の15分” であった。
症例発表と言っても、パワーポイントでプレゼンを作成するにはそれ相応の時間が掛かる。
丸山塾は毎月あるので大変ではあると思うが、発表している時の2人の目が輝いているのを見て、頼もしく思う。
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さて、最後は塾長である私の総括。
塾生の発表には開始時間と終了時間が決められているが、塾長の総括は「午後9時45分~」と開始時間しか書かれていない。
プロレスでも、前座から「15分一本勝負」「20分一本勝負」「30分一本勝負」と時間が長くなり、メインイベントでは「無制限一本勝負」となる。
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いつもの様に、気持ち良く語らせてもらった。
少しでも2人の歯科医師人生の参考になれば幸いである。
9月28日に第22回サンライズイワタ2014in竜洋トライアスロン大会が開催される。
ハーフタイプ スイム2km バイク70km ラン20km
Rタイプ スイム1km バイク37km ラン10km
Bタイプ スイム1km バイク37km ラン10km
と3種類のタイプが用意されている。
Rタイプとは、リレーである。
3人でチームを組み、それぞれ1種目を担当しリレーで繋ぐというものである。
いわゆる団体戦だ。
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さて、昨晩、チャレンジスイムの仲間であるSさんからメールが届いた。
内容は「当日、仕事が入ってしまったため、代打をお願いできないか。」というものだった。
かみさんと相談した所、「困った時はお互い様だよ。」と。
私自身も、団体戦っていうのも面白そうだと思い、快諾メールを送信した。
Sさんはお国のためのお仕事をされているので、急な仕事が入ることもよくある様だ。
かくして、団体戦出場が決まった。
私の種目はバイク37キロ。
苦手なスイムでなくて一安心と、軽い気持ちでの承諾。
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いつもの様に火曜日晩のチャレンジスイムに参加。
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そこで、Sさんからメンバーが告げられた。
スイムはTさん、ランはUさん。
「・・・・・・・・マジっすか?」
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Tさんは、チャレンジスイムではA班。
Uさんは、フルマラソン、サブ3の常連。
二人とも、その道のスペシャリストではないか。
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にわかバイクの私とは、世界が違う、あまりにも違う・・・・・・。
足を引っ張ってしまうのは、間違いない。
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とは言っても、どうしようもない。
体調を整え、死力を尽くすだけである。
実力が実力だけに、たかが知れているが、私に出来得ることはするつもりである。
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プレッシャーではあるが、こういうのは嫌いではない。
どうせなら、楽しもうと心に決めた。
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私の心の中で場内アナウンスが聞こえた。
「選手の交代をお知らせします。バイク、Sさんに代わりまして、丸山。Sさんに代わりまして、丸山。」
丸山歯科医院では、ラミネーターが大活躍。
掲示物、患者説明用冊子、院内マニュアルなどなど・・・・・・。
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そんな酷使にも必死に耐え凌いできた初代ラミネーターの体はボロボロ。
4年ほど前に、作動不良を起こし、上蓋を外して修理を試み使用続行。
さらには、ボタンが取れてしまったが、上蓋を外した状態で、直接ラミネートを入れると何とか仕事をしてくれたので、また起用続行。
そんな体でも、強制労働を強いてかれこれ3年が経過した先日、突然終焉を迎えることになった。
長い間、本当に良く働いてくれた。
初代ラミネーターが残してくれた遺物は、多く残っている。
決して忘れることはない。
初代ラミネーターよ、本当にありがとう!
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という経緯で、第二代ラミネーターが赴任した。
初代と比べると、実にスマートな風体である。
初代は15~20分掛かっていたので、大幅な時間短縮になる。
何よりも嬉しい進化である。
早速、医局長の戸塚先生と第二代ラミネータ実力を見せてもらった。
お~~~~!
思わず、歓声をあげてしまった。
早い!綺麗!熱くない!
機械物の進化は驚きである。
企業努力の賜物であろう。
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第二代にも、初代同様、力の限りを尽くしてもらう予定である。
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P.S. HPにアンケート結果を掲載したので、そちらも見て下さい。
我々も、企業努力を続け進化していく所存です。今後とも宜しくお願い致します。
午前11時より、三景園にて恵空館道場恒例のBBQが行われた。
30分前の10時30分、浅井指導員と共に、檪村惠之助師範宅にお迎え。
師範宅はこの看板が目印である。
身だしなみを整え、玄関チャイムのボタンを押す。
師範が姿を現すと、浅井指導員と心をこめた大きな声で「押忍!」
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予定通り、午前11時、檪村惠之助師範の開会の挨拶。
その後、御使命により私(一応、師範代)が乾杯の挨拶。
乾杯!
さ~~~て、BBQの始まり。
肉・肉・フランクフルト・肉・ホタテ・イカ・エビ・肉・肉・肉。
次々に、私のお皿に豪快に食べ物が盛られて来る。
2時間の飲み放題。
豪快に飲み、豪快に食べる。
BBQの醍醐味である。
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日頃のカロリー第一主義、野菜中心の食生活とは全く別世界。
何も考えず、盛られた物を食べ、注がれた酒を飲む。
偶には、こういうのも良い。
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子供たちも楽しそうである。
肉を食べ、魚介類を食べ、野菜を食べ、焼きそばを食べ、おにぎりを食べ、満腹中枢は大分刺激を受けた所で、焼酎タイム。
焼酎と言えば、〝恵空館割り”である。
日頃、師範が飲んでいる飲み方。
焼酎のお湯割りに梅干しを入れ梅干しをグチュグチュに解す。
これを飲むと、何故かホッとする。
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楽しい時間はアッと言う間である。
2時間の飲み放題は終了。
渡邊指導員の閉会の辞の後、浅井指導員の円陣組んでの騎馬立ちの構えからの正拳突き10本。
恵空館道場恒例である。
一本締めの代わりである。
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騎馬立ち、正拳突きを知らない父兄にも強制である。
中に、何人かセンスのある良い突きをしている父兄が居たので、「一緒に空手をやりませんか?」と思わず勧誘しそうになってしまった。
時計を見ると、午後1時10分過ぎ。
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まだまだ子供のお時間である。
しかし、一般にこの時間にお酒が飲める所はない。
いつもの「スナック和」の開店時間は5時30分。
(当然、予約済み)
まだ4時間以上もある。
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本日、来賓で来てくれた渡邊先輩が、携帯で素早く反応して頂き、この真昼間にも拘らず、行きつけのお店に開店交渉してくれた。
・・・・・という訳で、二次会場は「どんぐり」に決定。
父兄の方に、藤枝の二次会場まで送ってもらい、二次会開始。
お腹は一杯なので、お新香をつまみに、ひたすら恵空館割りの〝飲み”の二次会。
内容は、空手指導談義である。
4時間、ひたすら空手指導の話。
指導は本当に難しい。
話しは尽きることはない。
しかし、2時間飲み放題の後の4時間の二次会。
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ほぼ全員、呂律が回っていない。
これまた乙ではないか。
5時30分、予約通り、地元大井川町、師範行きつけの「スナック和」に到着。
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一次会で乾杯してから、早6時間以上が経過。
乾杯はするものの、さすがに惠空館割りを飲むスピードは減速。
お腹も一杯。
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・・・・となれば、消去法で残ったことは、歌うことだろう。
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惠空館道場は武道空手道場である。
道場訓の一つに〝礼儀を重んずること” とある。
歌う順番は、自ずと決まる。
若手からである。
トリは、当然、檪村惠之助師範。
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師範は、自ら選曲することもないし、自ら歌うという意思を示すこともしない。
それは、我々弟子の仕事であるからだ。
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師範の十八番のイントロが流れると、師範は席を立ちマイクを取る。
師範がマイクを取った後、我々弟子は定位置につく。
バックコーラスである。
皆、酔っ払いである。
それも、かなりの量のアルコールが入っている。
コーラスと言っても、合唱部経験がある者がいる訳でもなく、ハモロ~何って思っている者がいる訳でもない。
その場の勢いで、滅茶苦茶にやっているだけだ。
楽しければ、それで良い。
あまりのハチャメチャぶりに、師範も歌いながら笑うしかない。
段々と、エスカレートして行き、最後は、お互いに負けじと大声での合唱!
飲む時は全力で飲む!
歌う時は全力で歌う!
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これで良いのだ。
朝、5時起床。
外は雨。
ガクシ・・・・・・・。
来月参加予定の熱海でのスイム大会に向け、久しぶりに浜当目海水浴場でのスイム練習を予定していただけに、ガックリである。
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こうなったら、ふて寝である。
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天気が雨だと、私の心も雨・・・・・・。
私の朝の運動の後に、ルパンとの散歩が待っているので、その影響はルパンにも及ぶことになる。
いつもの散歩の時間になると、ソワソワし始めるルパン。
外は雨だから散歩には行けないことなど分からないルパンにとっては「今日は、ど~~したの?」って感じだろうか。
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散歩後に、気持ち良く完食する朝食も、こんな日は、食欲が無く残しがちである。
ルパンの心も雨のようだ。
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午前の診療中も天気が気になる。
窓に雨粒がついている・・・・・・・・・・。
どんよりした天気である。
私の心も、どんより。
暫くして、窓を見ると、雨粒がついていない。
おっと、雨が上がったか!
遠方に青空が・・・・・・・・・・。
ヤッホ~~~~~!
午前の診療が終わり、ブラインドを開けると、雨は完全に上がっている。
ヤッホ~~~~イ!
ヨーロレイティ~~~!
天気は晴れ!
即ち、私の心も晴れ!
限られた時間の昼休み。
急げ~~~~~!
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私がジョギングウェアーに着替えたのを見て、ルパンのシッポは敏感に反応。
まずはルパンと散歩。
今朝は雨で行くことができなかった毎朝の散歩コース。
散歩が終わると、ルパンはお留守番。
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はばたき橋を渡って帰ってくる6キロのジョギング。
時間がない時には丁度良いコースである。
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帰宅すると、まだ時間がある。
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気分が良いので、約1キロのお替り散歩。
ルパンも嬉しそうである。
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天気は晴れ・・・・
私の心も晴れ・・・・・
ルパンの心も晴れ・・・・・
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検討の結果、〝ルパンと私の心と天気は連動している”との結論に達した。