5か月ぶりの帰省
空手稽古から帰り、玄関を開けると、デカい靴が片方だけある。
オレンジの私の靴が26.0。
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誰だ!誰だ!二階に上がると、次男が居た。
5が月振りの帰省。
全寮制の予備校生、いや私は勝手に高校4年生と考える様にしているが、年に一度、唯一帰省が許される1週間だそうだ。
照れくさそうに私の顔を見る次男。
早速、記念写真。
我が子の帰省は、嬉しいもんである。
かみさんも嬉しそうである。
今日は、次男の大好物であるステーキ、それにクウシンサイ。
かみさんは、剥離骨折にもかかわらず、次男の為に、大好きな硬いフランスパンや大好きなお菓子を一杯買って来た様だ。
母親根性であろうか。
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やはり、2人より3人での食事の方が美味しい。
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しかし、もっと喜んでいる奴が居た。
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ルパンである。
かみさんの靴、私の靴には見向きもせず、次男の靴をくわえて2階に上がったのがその証拠である。
家の中でも次男を追いかけ続けている。
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5か月ぶりの匂いを懐かしんでいるんだろう。