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2014年2月

2014年2月28日 (金)

警戒心強すぎルパン

朝ジョグから帰宅し、玄関を開けると、ルパンが吼える。

ワン!ワン!ワン!

弱い犬ほど良く吼える、の通り、ルパンは直ぐ吼える。

 

不審者に対し吼えるのは番犬としては合格であるが、臆病の証か、その後の行動が伴わない。

 

2階から吼えているだけである。

 

「ルパ~~ン、ルパ~~ン、お散歩行くか?」

私の声と分かると、恐る恐る動き始める。

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近視の犬には、この距離での判別は難しいのか。

まだ警戒警報を解除していない様だ。

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もう一度 「ルパン、ルパン、お散歩!」

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漸く警戒警報を解除した様だ。

 

どこまで警戒心が強いのか。

犬なら犬らしく、もっと機敏に、「ルパン!」と一度呼んだだけで、ダッシュして来いよ!

 

でもこれはルパンが悪いのではない、躾が悪かった飼い主の責任である。

まだ間に合う、躾をしよ~~~~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年2月27日 (木)

健康診断

毎年、2月に健康診断をヘルスポートで行っている。

待つのが苦手なので、8時受付開始の所、かみさんと30分のフライイング。

1番、2番札をゲット。

 

まずは、ロッカールームで着替え。

私の好きな数字は、2と20と22である。

1はもう前がない感じがして好きではない。

2は、もう少しで1番になれる高位置であり、名前にも二がついているし、過去出席番号やら何やらでよく2という数字と共にしてきたので、私の人生のラッキーナンバーであると心得ている。

20は最も大好きな野球選手、星野仙一の現役時代の背番号であるので、小学生時代から大好きな数字である。

 

長い話になったが、今日は20番のロッカーを選んだ。

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さて、今回は、基本検診に加え、二つのオプションを追加した。

一つは、昨年からコレステロールが基準を超えてしまったので動脈硬化検査、もう一つは親父が肺癌で亡くなっているのでCTによる肺癌検診。

 

今日の時点で比較できるのは、血圧、身長、体重、体脂肪、腹回りである。

血圧は昨年は103/68、今年は115/78、やや上昇、老化か?

身長は昨年は164.8センチ、今年は165.1センチ、まだ成長期か?

体重は、昨年は54.0キロ、今年は53.2キロ、はっきり言うと昨日の晩飯が300キロカロリーのみだったのが原因だ、体は軽いが、ちょっとエネルギー不足感を感じる。

ちょっと、少な過ぎである。

しかし、今日から炭水化物増量のカーボローディングで、日曜日までには55キロまで上げ本番を迎える予定である。

体脂肪は、昨年は7.8%、今年は7.7%、ま~誤差範囲で何とか維持死守。

腹回りは、昨年は68センチ、今年は72.5センチ、4.5センチ増加、トクホのコーヒーでも飲まないといけないか?

 

全ての検診が終わり、ドクターチェックを待つ間、2階での待機時間。

水分も一切とってはいけないとあったので、喉がカラカラである。

嬉しいことに、自動販売機の飲み物が無料。

早速、ホットコーヒーを頂いた。

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無料なら、2杯飲んじゃお~~かな~~と、セコイ考えが頭に浮かんだ瞬間、

「101番の方、お待たせしました。」

呼ばれてしまった。

 

2014年2月26日 (水)

丸山塾

ジャスト午後8時、戸塚先生(通称;ユー)の開会宣言により、丸山塾がスタート。

まずは、恒例の丸山塾訓の斉唱。

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続いて、今日の共通演題の発表から。

今日は「PRV(パルプ・リバスクラリゼーション)&TAB(トランジエント・アピカル・ベレイクダウン)」

簡単に言うと、血が通わなくなりセ活反応が失われた歯髄組織に血管再生が起こり、歯髄組織に生活反応が復活することである。

 

歯の神経は、そもそも何のためにあるのか?歯髄の存在意義は何なのか?ある場合とない場合の利点・欠点は?

いろいろな文献を参考に、自分なりの考察を加え、議論した。

 

神経に対する処置方法、考え方は、ここ数年で大きく変わってきた。

しかし、不明な点も多く、臨床には良くある事だが、万能な方法は存在しない。

 

新しい技術、方法に直ぐに飛びつくのではなく、しっかりとした理論の理解と術式の習得をした上で、臨床応用しなければならないことは言うまでもない。

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次は、夕食タイム。

今度の日曜日は、静岡マラソン。

ユーと私は42.195キロを走るため、現在カーボローディング中。

という訳で、時森先生(通称:マサ)には申し訳ないが、今晩は、炭水化物なし。

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ジャンケンで、私は、生野菜と揚げ出し豆腐。

二つ合わせても300キロカロリーにも満たない。

 

次は、読書感想。

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最後は、フリー演題。

ユーもマサも、今回の共通演題のPRVとTABに関する、実際の患者の症例発表をしてくれた。

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9時50分に終了し、トイレ休憩を挟んで、最後は塾長総括。

 

今回は、悩める時森先生に、塾長からのメッセージという内容で、語らせてもらった。

ついつい、長くなってしまい、気がついたら、時計は日付変更線一歩手前であった。

 

急いで、終了。 

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マサに、少しでも、私の気持ちが届いていれば幸いである。

 

 

 

 

2014年2月25日 (火)

ごはん

大会前の1週間に、いつもやっていることが二つある。

一つは禁酒、もう一つはカーボローディングである。

 

禁酒する理由は二つある。

一つは、1週間禁酒するだけで体重が1~1.5キロ減るが、大会前1週間は運動量が一気に減るので、禁酒しないとプラマイ0にならない。

もう一つは、禁酒が始まると、いよいよ本番かと、自然と気持ちが本番モードに切り替わる。

 

カーボローディングにも、する理由が二つある。

一つは、本番当日にグリコーゲンを通常より多く体に貯蔵するため。

もう一つは、これまた、大会前にしかしないので、いよいよ本番かと、自然と気持ちが本番モードに切り替わる。

 

今日は、カーボローディング二日目。

カーボローディング前半3日間は、一日に御飯1膳のみとしている。

昨日は、朝飯と夕飯に半膳ずつ、計1膳。

今日は、夕飯に1膳頂いた。

 

木・金・土は、朝・昼・晩としっかり御飯(米)を頂く。

土曜日の夕飯と日曜日の朝は丼飯である。

 

御飯を頂くと、日本人だからかわからないが、元気が出る。

 

ごはんは、美味しいし、腹持ちは良いし、良く出来た食べ物である。

 

ちなみに、最後の晩餐は? の問いに対する私の答えは20年以上前から今もなお変わっていない。

 

答えは、「炊きたてのアツアツのモチモチの白い御飯を丼に盛り、新鮮なプリップリの生卵をかけて、ちょっと醤油を垂らし、細かく刻んだ九条ネギをひと握りふりかけ、ハフハフ言いながら、胃袋に一気に放り込む。」である。

 

日本人たるもの、やっぱり御飯でしょ!

栄養価を考えたら、白米より玄米、いや雑穀米だろう。

しかし、最後の晩餐なので、ここは栄養価を考えず、白米で勘弁してもらおう。

 

そう言えば、プチラパン(http://ameblo.jp/petitlapinnoie)の主宰者から、先日、「ごはんの力」と言う本を頂いた。

ごはんに対する考え方が少し変わった。

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2014年2月24日 (月)

143項目のチェック

先日、明後日水曜日の昼休みに、2年に1度の保健所の立ち入り調査をする旨の書類が届いた。

 

医療機関には、遵守すべき法規が数多くあり、そのチェックに来るのだ。

毎回、法規の内容がパワーアップしているので、良く読まないといけない。

 

今回のチェックは全部で143項目にも及ぶ。

フム、フム・・・、どの内容も、確かに必要な内容であり、法規云々に関わらず、自主的にもやるべき項目ばかりである。

 

明後日の調査に備え、診療後、総括責任者の山崎さん、総務部リーダーの三輪さん、そして医局長の戸塚先生と4人で、全143項目を総チェックした。

 

143項目全てが法令に定められているものではなく、中には法令では定められてはいないが、やることを推奨する項目も入っている。

法令項目と推奨項目を含む全143項目中、恥ずかしながら細かい不備が2,3見つかり、早速是正する作業に入った。

 

143項目の確認作業だけで、1時間以上も要した。

是正作業は、さほど大変ではないので、直ぐに終わったが、この様な事務作業は、得意ではない。

 

2014年2月23日 (日)

いつもと何かが違う午前中

さだまさしの歌に「親父の一番長い日」というのがある。

さだまさしの歌は、聞くだけで、その情景が浮かんで来る独特のさだワールドがあり引き込まれるものがある。

 

時間というのは、一風変わったやつで、同じ時間でも、感じ方が全く違うのは私が言うまでもない。

同じ一日でも、娘を嫁に出す父親の心境が良く表現されている。

あいにく娘はいないが、息子は二人いるので、子を持つ親の気持ちは多少なりとも理解できる。

 

さて、楽しい時間はアッという間、苦しい時間はなかなか終わらない。

夏休みや、日曜日の一日が終わるのが早いこと、早いこと、本当に同じ24時間か?実は休みの日は22時間しかね~~んじゃね~~の?と疑いたくなる程だ。

休みの日に、一回、実際に時間を計って見たいものである。

 

もし、22時間しかなかったら、怖い・・・・・・・。

っな訳ないか?

 

さて、緊張した時間は、その時は長く感じられるが、後から思えばアッという間でもあり、これまた一風変わった時間である。

 

勝負の世界、勝負の時間は、得てしてこのような時間ではないだろうか。

 

今日の午前中は、私にとっては、やけに長く感じる時間であった。

ここ数年で一番長く感じた午前中であった。

 

なかなか時計の針が進まない。

 

どこか、ソワソワして、いつもの自分と違うのだ。

 

かみさんは、かみさんで、いつもかけている掃除機が、何回も連続で足のくるぶしに激突し、悶絶する始末。

 

いつもと何かが違う丸山家の午前であった。

2014年2月22日 (土)

2月22日

インターネットで「2月22日生まれの有名人」で検索すると、世界中の有名人がパッと供覧できる。

 

1732年2月22日の欄には、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンの名があった。

 

1984年2月22日の欄を見ると、今の所、名前が載っていないが、将来載るかも知れない人物がいる。

我が医局長:戸塚悠(通称:ユー)である。

”可能性は0ではない。”

 

さて、女性スタッフの誕生日には、副院長(かみさん)チョイス、男性スタッフには、院長チョイスのプレゼントを渡している。

決して高価な物ではない。

気は心である。

 

今日で、ユーは30歳。

丸山歯科医院に来て4年目である。

就職したばかりの頃は、まだあどけなさが残り、どことなく頼りなさがあったが、最近のユーは別人である。

人間的にも、歯科医師としても、一回りも二回りも成長した。

 

ユーは、真面目であり、与えられた仕事はキッチリと確実にこなすタイプである。

中には、仕事を頼んでも、やっているのかどうか分からず、さりげなく遠回しに探りを入れないといけない人もいるが、ユーの場合は、酒の席の約束でも、逆に頼んだ方が忘れていても、期日までに確実にやってくるので、信頼できる人物である。

 

さて、30歳、孔子曰く、30歳にして立つ。

ま~、ようやく大人の仲間入りと言ったところだろうか。

 

20歳が成人式だが、私もそうであったが、ユーも20歳の時は学生の分際。

親の援助で、生きていた時期であり、成人なんてとても言えた状態ではなかった。

 

社会人を経験し、自分の稼ぎで生計を立て、ある程度、仕事も覚え、社会貢献できるようになって初めて成人と言えるのではないだろうか。

 

そんな意味も込めて、”大人の味覚” をプレゼントに選んだ。

 

これは、脇役の分際ではあるが、中途半端な主役であれば、その主役の存在感を消してしまうほどの凄みを持っており、普通はしないが、場合によっては単独で主役とも成り得るものである。

 

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プチ贅沢品なので、我が家では、偶にしかお目にかかれないが、冷蔵庫内に発見すると、テンションが上がる逸品である。

奥さんと堪能してくれれば幸いである。

 

2014年2月21日 (金)

2月院内勉強会

毎月第3金曜日は午前の診療を早く切り上げ、院内勉強会の時間に当てている。

 

今月は、昨年の年次計画書によると、三輪さんの番であり、その準備も着々と進んでいたが、早急に皆で協議すべき課題が浮上したため、急遽、全体ミーティングの時間に変更した。

 

新卒で、丸山歯科医院に就職してくれた少女も、今や立派なお母さん、お陰さまでこの地に開業して18年ともなると、そんなスタッフがチラホラいてもおかしくない。

現在育児休暇中のスタッフにも、お子さん同伴で参加してもらい、意見交換を行った。

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スタッフの、いろいろな意見を聞くことが出来、有意義な時間となった。

詳しくは、トピックスで・・・・(近日中にアップ予定)。

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さて、金曜晩は、エビデンス勉強会。

先週から、当番で自分で、好きな論文を探して、その抄読会を行うという形に変更した。

 

今日は、池田さん。

当院でお採用しているカリオグラムという虫歯のリスク評価の信頼性についての論文であった。

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な・る・ほ・ど・・・。

今まで知らなかった新しい知識が入ってくると、脳が喜ぶのが分かる。

今日も、私の脳は喜んでくれた。

 

エビデンス勉強会の後は、ドクターエビデンス勉強会。

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今日は、歯周病治療のエビデンスを臨床に照らし合わせ議論した。

いつもの、何故?何故?攻撃による議論である。

 

どうやら私の脳の中にある知識って奴は、非常に恥ずかしがり屋さんらしく、ちょっと時間が経つと、ちょっと目を離した隙に、直ぐにどこかに隠れてしまう様だ。

そんな訳で、概論は分かっていても、細かい所は、直ぐに忘れてしまう。

しかし、何故?何故?と一つ一つ紐解きながら読み進めて行くと、脳のどこかに隠れていた恥ずかしがり屋さんも、はにかみながら姿を現してくれる。

 

反復することにより、知識の整理は確実なものになっていく。

 

また、私の脳が喜んでくれた。

2014年2月20日 (木)

最後の0の日

組長の仕事も3月31日まで、あと僅かである。

 

その一つに ”0の日の旗振り” がある。

0の日とは、10日、20日、30日と0がつく日の朝、小学生の登校時間、だいたい7時から7時20分くらいまで、横断歩道で交通事故0を目指して旗振りをすることを指す。

二班に別れ、行っているので、我が班は今日で、最後の旗振りとなった。

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思い起こせば、一回だけ、飲み過ぎて、目覚ましをかけていたが気付かず、携帯が鳴ったので、誰だ~こんなに朝早くから、も~~~と画面を見ると、町内会長の名前であり、ヤベ~~~今日は0の日だったと、頭の毛がボサボサのまま慌てて家を出たことがあった。

それからは、反省して、前日は禁酒を厳守している。

 

昨晩も禁酒により、今日はちゃんと自分で起きられた。

 

一つ一つ、組長の仕事が終わって行く。

1年は案外、アッという間である。

 

嬉しい気持ち、ホッとした気持ち、ちょっと寂しい気持ち、また一つ年を取ってしまったという侘しい気持ち・・・・・・・・、いろいろな感情が湧いてきた。

 

陰があれば陽がある、裏があれば表がある。

 

何事も、良い事ばかりではなさそうだ。

ということは・・・・・、悪いことばかりでもなさそうである。

 

 

 

2014年2月19日 (水)

1本のズルに賭ける

昨晩のこと。

 

午後8時15分からティップネス藤枝でチャレンジスイム1500に参加。

 

だいたい各コース5~7人で、3コースを使い行っている。

ティップネスのプールは7コースあり、第7コースが初心者、第6コースが中級者、第5コースは上級者と言う風に3つのグループに分かれて練習を行う。

 

泳ぐ距離は同じだが、10秒間隔で次から次へと泳いで行くので、ほぼ同じスピード、もしくは後発の方に抜かれないスピードで泳がないと後ろの人に迷惑を掛けてしまうのだ。

 

当然、私は初心者の第7コース。

 

参加者は、男性が多く、上半身の筋肉量は十分であるが、中には細身の女性も居る。

 

今日は、50Mを14本、25Mを25本。

同じ距離でも、早く泳いだり(ハードと呼んでいる)、ゆっくり泳いだり(イージー)、徐々にスピード上げて泳いだり(ビルドアップ)と変化があり、その都度インストラクターから指示がでる。

 

スタートは同じなので、横のコースの方とは計39本、同時スタートである。

今日の横のコースは、細身の女性。

女性とは言え、中級者~上級者の方なので、まともに勝負したら、何本やっても勝てる筈はない。

しかし、ずるいが少しフライングして、その1本に賭け、1本だけ全力で泳げば、勝つとは言わないまでも、あと一歩、もう少しくらいはあってもよかろ~~と思うのだが、それがなかなか出来ない。

 

インチキではあるが、徐々にスピードを上げるビルドアップの練習時、スタートはフライング、そして最初から全力で泳いじゃえば、良い勝負ができるかもと思った。

体力的に1本に賭けてみることにした。。

39本分の1本。

 

今日の50M、14本中12本はビルドアップ、その中の一本に絞った。

 

あとは、ど~~なってもい~~という気持ちでの全力泳。

 

大人気ないインチキではあるが、一矢くらいは報いたいのだ。

”神様、39本中の1本だけ、ズルを許して下さい!”

 

インストラクターの口が開いた。

「スタート10秒前・・・・・・5秒前・・・・・・・・はい」

 

”はい” の時には、私はキックを終え、既に体一個分のリード。

自分でもズリ~~~と思うが、1本だけお許しを・・・・・・・・。

 

ビルドアップなので、25Mまでは、相手はゆっくり、後半はペースアップして来るので、勝負は後半15Mか?

25Mプールの半分の12.5M地点では、フライング、最初から全力とWインチキしているので、当然だが私がリード。

よしよし、順調、順調。

20M過ぎ、横を見ると、相手の姿が見えない。

前方を見ると、な・な・なんと、相手は既にターンをしている最中であった。

 

どんなにずるい手を使っても、前半25Mももたなかった。

全く歯が立たない。

マジか?

 

本当に人間か?

もしかして、魚なんじゃね~~の?

 ヒレとか、フィンとかついてね~~よな~~~。

 

ゴールして横を見ると、平気な顔をしている。

私は、息がぜ~~ぜ~~しているというのに・・・・・・・。

 

何が違うのか??

私は、腕の筋肉も、足の筋肉もパンパンである。

 

練習、終了後、上級者コースで泳いでいる知人のSさんに、何故私は遅いのか、何が悪いのか、聞いてみた。

 

すると、Mさんと二人で私の泳ぎを見てくれると言う。

何ともありがたい。

 

お言葉に甘えて、今の自分の最高の泳ぎを披露し、見てもらった。

手の入水、腕の振り、手の伸ばし方、呼吸のタイミング、顔の位置などの悪い所を指摘してくれた。

 

な・る・ほ・ど、フムフム・・・・・・。

 

手の入水角度はこ~~か、そして腕の振りはこ~~して、手の伸ばし方はこ~~して、呼吸のタイミングはこ~~、顔の位置はここで、息する時は後ろを向き過ぎているから真横を向いて・・・・。

 

???????もしかして、これって全部じゃん。

全部指摘されたってこと?

何一つ、い~~所がなかったってこと?

 

マジっすか。

 

今まで、自分が信じて泳いでいた泳法の全挙動がダメだったってことだった。

 

自分の頭の中では、指摘されたようなイメージで泳いでいたため、出来ているつもりであったが、何一つできていなかったことが判明した。

 

でも、全部が駄目だったということが分かっただけで今日は大収穫であった。

Sさん、Mさん、本当にありがとうございました。

 

頭で分かっても体が動かなければ意味がない。

練習あるのみだ・・・・・。