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2011年2月

2011年2月28日 (月)

気分は北島康介

午前の診療が定刻に終了し、昼休みに突入。

昼飯を食べながらTVを見ていると、北島康介のニュースが流れていた。

日本短水路選手権、出場した3種目全て日本新!

またインタビューで言うことが、かっこい~。

「僕の中で完成形はない。記録もどんどん挑戦したい。」

かっこ良過ぎる。

言ってみて~~~~~!

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(言うのは自由だ。言論の自由が憲法で保障されている筈だ。)

箸を置き、北島康介になりきり、自分で自分にインタビュー。

「北島さん、新記録おめでとうございます。」

「ありがとうございます。僕の中で完成形はないんで、記録もどんどん挑戦して行きたいです。」

何故か、眉を寄せながら低音で応える私。

馬鹿みたいだが、北島康介になった様で、結構気持ちよい。

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北島康介になりきっていたら、むしょうに平泳ぎがしたくなって来た。

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昼飯も食べ終わり、時計を見るとまだ、1時40分。

午後の診療開始3時まで、時間はある。

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この感情は抑えることが出来ない。

そうだ、泳ぎに行こう。

10分ほど体を休め、水着に着替え、大洲プールへ。

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北島になりきり、ひたすら平泳ぎで600メートルほど泳いだ。

北島康介気分も十分に堪能できた。

時計を見ると2時25分。

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午後の診療があるので康介気分はこれで終了。

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急いでロッカールームに行き、着替えていると、患者さんが・・・・・・。

「先生、こんな時間に何してんの?今日は診療お休みだっけ?」

「ありがとうございます。僕の中で完成形はないんで、記録もどんどん挑戦して行きたいです。」と答えたかったが、気でも狂ったかと思われると、おまんまを食っていけなくなるので、まともな返答をして、急いで帰宅した。

2011年2月27日 (日)

こっぱずかしい話

息子2人は受験まであと4日と迫り、、最後の追い込みをかけている。

そんな昨晩、小腹が空いた様で、息子がかみさんにコンビニに連れて行けと言っていた。

普段なら、「親を使うな、自分で行って来い!」と一喝するところだが、頑張っている姿を見ているので、今日は特別にこう言った。

「よし、お父さんが行ってやるから、みんな車に乗れ!」

なぜか、息子、かみさん、ルパンまで乗車した。

コンビニに行くだけなのに、賑やかだ。

・・・・・・・・・・・・・・

「大きな顔の、大きなって、形容詞、形容動詞、それとも連体詞?」

「連体詞。」

「正解。」

「じゃ~、小さい子供の、小さいは何?」

「形容詞。」

「正解。」

「お父さん、分かった?」

「!?・・・・・・・・??、ウ!ウン!日本語何年使ってると思ってんだ。そんなの日本語の基本だ。」

さらに私以外3人の会話が続く。

「じゃ~~、さまざまな意見の、さまざまなは?」

「形容動詞。」

「そう、さまざまだ と表現できるから形容詞じゃなくて、形容動詞。」

・・・・完全に受験モードに突入している。

3人の会話についていけてないが、ついていけてる振りをする強気の父。

・・・・・・・・・・・・・・

形容詞、形容動詞、連体詞???何だっけ?ど~~違うんだっけ??

・・・・・・・・・・・・・・・・・

帰宅し、早速、インターネットで、形容詞、連体詞、形容動詞で検索してみた。

かろ・かっ・く・う・い・い・けれ の活用が形容詞

だろ・だっ・で・に・だ・だ・なら の活用が形容動詞

活用がなく体言を修飾するのが連体詞、活用がなく用言を修飾するのが副詞。

活用って言葉、懐かしいな~~、そ~言えば昔、憶えたな~~。

な・る・ほ・ど!

これで今度は、3人の会話についていけるぞ。

フ・フ・フ・・・・・・・

と思いながら、形容詞、形容動詞の違いが書いてある画面をガンミする私。

こともあろうに、そんな時、滅多に来ない院長室に、次男が入って来た。

「インターネットで調べたいものがあるんだけど・・・・・」と次男。

「お~~、い~ぞ!」何も考えず、席を譲る私。

次男の目に映った画面は、中学生の文法>形容詞、形容動詞の違いの画面。

・・・・・・・・

一瞬の間の後に、淡々と調べ物をする次男。

沈黙の5分間。

息子と親父の間には、会話はいらない。

いや、あえて話す会話はない筈だ。

・・・・・・・・・

こっぱずかしい話でした。

2011年2月25日 (金)

院内勉強会

毎月1回開催している院内勉強会。

今日は 歯科衛生士の田島紅美さんが、「小児矯正~未来あり子供のために私たちがすべき事~」と題し、自らの矯正治療体験から学んだこと、感じたこと、また、丸山歯科医院に来院される子供たちに我々は何をすべきなのか、何ができるのか、約30分間熱く語ってくれた。

ここ3日程は、望月先生の協力も得ながら、夜遅くまで頑張ってスライドを作っていた。

丸山歯科医院の勉強会のテーマは、「患者さんの利益の追求」である。

短い時間軸ではなく、長い時間軸で考え、子供たちが大人になった時、子供の頃、丸山歯科医院に行って良かったと思ってもらえるような医療提供ができたらと思っている。

今日は、田島さんのそんな思いが充分に伝わる、気持ちのこもった良い発表であった。

 勉強後は、みんなで弁当を食べることにしている。今日は弁当の中に、私の大好きなLINDORのチョコレートが入っていた。プチ幸せを感じた。

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2011年2月19日 (土)

九州歯科大学研究旅行

浜松の「かんざん寺荘」にてて行われた九州歯科大学静岡県支部研修旅行に参加して来た。

カーナビで行ったが、途中からただの山道で看板も何もないので少々不安になったが、坂道をくねくねと登って行くと、山の頂上に「かんざん寺荘」があった。

渋滞もなく、すいすいと進み、予定時間より1時間以上早く到着してしまった。

部屋に入ると、目の前には窓から見える浜名湖の絶景が。

まだ1時間以上時間がある・・・・・・・・・。

坂道もある・・・・・・・・・・。

坂道を下れば浜名湖もある。

こんなこともあろうかと、万が一のためにジョギングセットは持参しておいた。

早速着替えて、時計を見ながら1時間のジョギングを楽しむことにした。

一汗かき、研修会に参加し、研修会後は懇親会。

二次会は、恒例の部屋飲みである。

一人が仕事での疑問や悩みを言うと、皆で真剣に考え意見交換する。

九州歯科大学同窓会では、よく見る光景である。

いろいろな意見を聞くことが出来、大変勉強になった。

夜の1時30分まで、大いに仕事の話で議論し、また学生時代の話で大いに盛り上がり、大いに飲み有意義なひとときを過ごすことができた。

部屋を出る時、最後に先週、富士宮駅伝でお世話になった鈴木一先生とツーショットで写真撮影。

今秋、一緒に島田大井川フルマラソンを走る事を約束した。

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2011年2月18日 (金)

大きい方と 小さい方 どちらがお好き?

犬特有の性格なのか、ルパン特有の性格なのか。

片手に大きな食べ物、もう一方に小さい食べ物を持ち、

「ルパン、ど~~ぞ。」

と言うと、何回やっても小さいほうを取るルパン。

どんな食べ物でも小さい方をとるのだ????????

不思議である。

大きい方を取ろうとするルパンの目の前で、大きい方をパクリと食べて、小さい方をやろうと思って始めた意地悪行為なのだが、大きい方を取ろうとはしない。

躾られた犬であれば何となく理解できるが、我が家のルパンは未だに、「お手」も、「待て」も、何も出来ないどころか、しっかり遊んであげないと、腹いせにそこらじゅうでウンチをする有り様な我がままし放題の犬なので、なお理解し難い。

 そ~言えば、こんな話があったな~

お土産として大小2つのつづらのどちらを持って行くか聞かれ、お爺さんは小さい方を持って帰り家に着いて中を見てみると小判が詰まっていた。欲張りなお婆さんは、大きなつづらをもらおうと雀の宿に押しかけ、大きい方を強引に受け取って、帰り道で開けてみると中には妖怪や虫や蜥蜴や蜂や蛙や蛇が詰まっており、お婆さんは腰を抜かし気絶してしまう。

 その点、ルパンは大丈夫だ。P1010228P1010218P1010213

   

2011年2月15日 (火)

義理チョコ?寄付チョコ?

 診療後、空手スポーツ少年団の女の子(教え子)が、診療室までバレンタインのチョコを持って来てくれた。(Dr.Kの長女である。)

彼女は、何事にも全力で取り組む真面目な性格で、感心する。

このお礼に、今まで以上に ビシバシとしごきたいと思う。

 さて、院長室に戻ると、机の上に、チョコが置いてある。

もしかして・・・・・・・伊達直人?

聞くと、先ほど、空手スポーツ少年団の別の女の子が持って来てくれたようだ。

さすがに、恵まれない男性に食べて下さい的な、義理チョコならぬ寄付チョコではなさそうである。

 

2011年2月14日 (月)

バレンタイン

今日は2月14日、バレンタイン。

スタッフとかみさん??から頂いた。

 思い起こせば、あれは先日の日曜日・・・・・・・・・・・・・。

かみさんからの勅令が下る。

松坂屋に連れて行くようにと。

 いざ、松坂屋に着くと、「私は買う物があるから、自分の物は自分で買っといて!」

???????

な・る・ほ・ど

理解するのに10秒ほどかかってしまった。

解説すると

バレンタインのチョコは私が食べる。

だから、私が食べたいと思う 私へのチョコを、私のお金で、私が買うように ということだ。

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付き合い始めて25年目のバレンタインデー。

いやいや、まだ松坂屋まで来るし、私のお金とは言え、忘れていないだけ、まだましだろう。

そのうち、近くのコンビニですまされ・・・・・・・・・・・

さらには、1週間ほど先延ばしになり、半額になった品を・・・・・・・・・・・・。

こわい、こわい。

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2011年2月13日 (日)

第61回富士宮駅伝大会

私にとって、毎年楽しみにしている富士宮駅伝大会が今日開催された。

大学の尊敬する大先輩である桑原先生率いる桑原歯科医院チームに参加させて頂いた。

今年はAチーム、Bチームと2チームがエントリー。

富士宮市役所をスタートし、白糸の滝で折り返す、高低差370メートル、全長32.8キロを6人で走る駅伝である。

今年は223チームが参加し、2チームが途中棄権。実質221チームで争われた。

私は桑原歯科医院Aチームの1区(高低差101メートル、5.4キロの上り)を任された。

高校・大学の陸上部、クラブチームも参加し、我々歯科医院チームにとってはレベルの高い大会である。

カーレースに例えると、6000cc級のフェラーリ、ランボルギーニ、ポルシェが並ぶ中、660ccの軽自動車で参戦しているようなものである。

無謀と言えば無謀であるが、それがまた面白い。

今年の目標は200位以内。

朝、ボス(桑原先生)から、ユニフォームとゼッケンを手渡された時、

「我々に1分、1秒のタイムは必要ない、桑原歯科医院のゼッケンを付けていることを忘れずに沿道の声援には笑顔で応え、楽しんで走るように。」

と言われた。

 確かにそうだ。

苦痛な顔をして首位争いなら絵になるが、ビリ争いで苦痛な顔は絵にならない。

ビリ争いなら笑顔の方が沿道の方に不快感を与えないのだ。

桑原歯科医院チーム18年連続出場、今年も頑張っていますよ、これでいーのだ。

 と言うことで、軽自動車の私は分相応に一番後ろからスタートすることにした。

最後方から23人抜いて200位以内で襷を2区に渡すことを目標に掲げた。

ガーミンの時計で1キロ5分のペースで行くと27分。

このペースで行けばビリにはならないだろう。

そう予想した。

ド~~ン!!とピストルの音と同時に10時に市役所前を一斉スタート。

最後方の集団について走る、ガーミンの時計を見ると、最後方の集団でも1キロ4分30秒のペースである。

軽自動車の私には早すぎる。

ビリにはなるものかと必死で付いていく。

1キロ過ぎた辺りで、最後方の集団のペースが落ちてきた。

し・め・し・め・・・・・・(ニヤリ)。

練習でもこんなに早いペースで走ったことがないが、アドレナリンの影響だろうか。

さほど苦しくない、このくらいなら軽自動車でも行けそうだ。

次は後ろから2番目の集団を目指す。

2キロ過ぎ、その集団にようやく追いついた。

2キロからゴールまで緩やかなながら上り坂が延々と続くと聞いている。

遅れないようについて行く。

しかし、ボスとの約束は決して忘れていない。

沿道からの「桑原歯科医院、頑張って!」の声援には、ちゃんと右手を上げ笑顔で応える。

4キロ過ぎ、後ろから2番目の集団のペースが落ち始めた。

4分30秒のペースを守り走り続け、後ろから3番目の集団に合流した。

ラスト30メートルの所で、その集団から抜け出し、同級生の政井先生に襷を渡す。

 1区の区間賞は1キロ3分10秒で走ったので、私の4分30秒はどれだけ遅いか分かるが、

軽自動車の試走では5分がやっとだったので、私としては◎である。

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結果は221チーム中、Aチームが202位、Bチームが確か212位?

軽自動車軍団としては立派な成績だ。

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沿道では東京農業大学応援団の生大根踊りも見れたし大満足。

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12人のメンバーの内、10人が銭湯に行き、ボスのおごりで、大宴会へと突入した。

豪快に食べ、豪快に飲みました。

桑原先生、ご馳走様でした。

早くも来年が楽しみです。

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2011年2月12日 (土)

女性スタッフ10年勤務第一号

平成13年2月13日。

現在、予防部リーダーの専属衛生士 増田智美さんが 丸山歯科医院に勤務し始めた日だ。

今日でジャスト10年が経過する。

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あれは、大学5年生の時だったと思う。

空手部OBの大先輩に対し、空手についての自分の考えを語った時こう言われた。

「5年やそこらで空手がどうとか語るな、10年続けた時、空手の話をしよう。」と。

その時は、ピンと来なかったが、今になると、その意味がよく分かる。

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教科書通りにはいかない臨床の現場、10年経験すると、いろいろなことが見えてくる。

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そんな事があり、丸山歯科医院を開業した時、10年勤務のスタッフを育てるのを一つの目標にして来た。

その第一号が本日誕生した。

今朝の朝礼で ささやかながら記念品を贈呈させてもらった。

増田さんからも、10年間の感謝の気持ちを込めてと、スタッフにプレゼントが手渡された。

先輩になっても、周りの人に感謝する謙虚な気持ちは私も見習わなければならない。

次は20年に向けて頑張ってもらいたい。

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現在育児休暇中の四之宮菜央子さんは、あと10日で10年勤務という所で、産前休暇に入ったので、5月くらいから復帰予定なので、第二号も時間の問題である。

院長としては、嬉しい限りである。P1010143

2011年2月11日 (金)

食い物の執念

朝9時30分、息子には「2時頃、昼飯に弁当買って帰って来るから、しっかり勉強しておくんだよ。」と言い残しかみさんと2人で静岡に買い物に出掛けた。

行く場所は4箇所。

昨日、かみさんと行く順番や、どこで何を買うかを綿密に決めておいた。

しかし2箇所目が大変混んでいて、どの売り場も会計に30分ほどかかってしまう有り様だ。

2箇所目の買い物の途中で2時を回ってしまったため、かみさんが、息子に電話する。

(かみさん)「夕方までかかりそうだから、2人でカレーのココ壱番でも行って来な。」

(次男)「出掛けるの、めんどくせ~から、自分で何か作る。」

自分で作る方がよっぽど面倒くさいのにね~と言いながら電話をきるかみさん。

そして・・・・・・・1時間後

(かみさん)「ご飯ちゃんと食べた?」

(次男)「スパゲッティー茹でて、ぺペロンチーノ作って食べた。」

(長男)「明太子スパゲッティー食べた。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

思い起こせば・・・・・・・・・・昨晩こんな事があった。

(かみさん)「今日、晩御飯、何が食べたい?」

(次男)「ぺペロンチーノ!」  一番に応える。

(長男)「俺は、ぺペロンチーノはやだ。明太子スパゲッティーがいい。」

(私) 「今日はトンカツだろ、受験に勝つ!だ。」

いつもは、みんなの意見を聞くだけ聞いて、自分の考えた全く違う物を作る事が多いが、昨日は珍しく私の意見が採用された。

2人の息子は、よっぽど ぺペロンチーノ、明太子スパゲッティーが食べたかったのだろう。

食い物の執念を感じた。

しかし、私も作る自信がないのに、よく作ったな~っと、息子の成長に感心。