神社当番
相川には 「相川八幡神社」 があり、12年に一度神社当番なるものが回ってくる。
来年一年間は私の属する相川第四町内会がその当番の年に当たる。
仕事始めは、元旦祭の準備である。
大晦日午前8時、相川八幡神社に集合し、本殿、社務所、手洗い場、灯篭、鳥居、・・・・・・・などなどの「しめ縄」を編むことから始まる。
45歳にして人生初体験である。
藁を数本ずつ手に持ち しめ縄 を編んでいくわけだが、中々上手くいかない。
「丸山さん、こ~やるんだよ。」 と編んでいる所を見てマネするが中々上手くいかない。
1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、3時間が過ぎ、最後の最後に同年代の秀樹さんから骨を教えてもらい、漸く編めるようになったと思った時には、全ての しめ縄 が完成して私の存在意義はなかった。悔しく、悲しい3時間であった。
この雪辱を晴らす機会は12年後である。
オリンピックより長い年月である。
その時には私の作った しめ縄 が神社で一年間使われるように気合入れて編みたいと思う。
次は夜10時~朝8時30分まで、火を絶やさず、来客に甘酒を振舞う、夜通しのメインの仕事が待っている。
大晦日の夜中を神社で過ごす。