サプライズで始まった丸山塾
最終水曜日は丸山塾。
午後7時30分丁度に開始、開始時間に居ないと1万円の罰金がある時間厳守の塾である。
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私が席についたのは午後7時27分。
しかし、戸塚先生(通称:ユー)は席に座っているが、時森先生(通称;マサ)が居ないではないか。
久しぶりの罰金か?
7時28分、心配した?ユーが
「マサ兄さん下にいたので、マサ兄さんを呼んできます。」と席を立った。
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定刻のジャスト7時30分、電気が消えた。
っン???
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マサが暗闇からケーキを手に現れた。
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5日早いが、私の生誕50周年を祝う、サプライズプレゼントであった。
マサにサプライズ。
マサのマサにマサかの・・・・・・・・・・・。
ハッピーバースデーの歌を歌ってもらいながらローソクの火を消すのは、小学校の誕生日以来ではないだろうか。
何歳になっても、嬉しいもんである。
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マサ、ユー、素晴らしい演出、ありがとう!!
ユーの演技も俳優なみであった。
さて、サプライズの後、いつもの様に、塾訓斉唱。
今日の、共通演題は「歯科の不定愁訴への向き合い方」
まずはユーの発表。
制限時間はいつもの様に気合いを入れての5分。
たかが5分、されど5分。
続いて、マサの渾身の5分。
共通演題発表の後は、15分間のディスカッション。
そして、待ちに待った夕食タイム。
単なるセブンイレブンの弁当であるが、3人で食べると、美味さが3倍である。
今日は、デザート付きである。
私の大好きなチョコレート。
やっほ~~~~!
食後は、読書感想。
ユーは赤塚不二夫の「これでい~~のだ。」
マサは茂木健一郎の「結果を出せる人になる すぐやる脳 の作り方」
内容もさることながら、茂木健一郎がまだ52歳というのにビックリした。
私とあまり変わらないんだ・・・・・。
私はW.パウンドストーンの「科学で勝負の先を読む」
テニスのサーブの方向、野球の配球、サッカーのペナルティーキックの方向から投資まで、科学の力で予測するという内容。
テニスを一つとっても、実際のウィンブルドンなどのプロのトーナメントの実際の試合を分析し科学の力で予測した結果がハッキリと書かれているのが面白い。
最後の〆の章であるエピローグが一番興味深かった。
さて、次は、フリー演題。
まずはユーから。
今回は、フルリコンストラクション症例発表。
フルリコンストラクションとは、全部の歯を同時に治す全顎的治療である。
今回は、長い間に低くなった噛み合わせを約1センチ高くして、元あったと思われる状態に戻した症例報告。
この類の症例は、時間と金額が掛かるので、患者さんの協力、歯科医師の技術力、技工士の技術力の3つの力が上手く機能しないと、良い結果が生まれない。
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聞きごたえのある発表であった。
マサの症例も、フルリコンストラクション症例発表。
ユー同様、矯正、インプラント、義歯の3つの治療が混じった難しい症例を丁寧に仕上げており、これまた聞きごたえのある発表であった。
塾長総括は、臨床で遭遇した話や、歯科医師としての生き方、そして人生訓を、未熟な塾長が偉そうに語り、そんな話を時間無制限で、塾生がただただ聞くと言う、誠に理不尽な時間である。
今日は、3つの話を長々とさせてもらった。
人生には〝我慢” が付きもんである。
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さて、余ったケーキを貰って自宅に戻り、ワイン片手に、頂いた。
このケーキ、甘すぎず、重すぎず、マジ上手かった。