ルパンの話
ルパンの話。
甘やかして育てた弊害が今になって・・・・・・・・・・・・。
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ペットを飼うのはルパンが初めてだ。
産まれたばかりのルパンが我が家に来て、かわいい、かわいいと家族4人で、大事に大事に、時には息子より大事に?育てて来た。
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最初はゲージを買いゲージの中に入れて育てていたが、ゲージに入れた直後からゲージから出してくれと大騒ぎするルパンを見て、ゲージに入れるのは、〝かわいそう” という理由でゲージを処分し、家の中で放し飼い。
診療中以外は、いつも一緒だが、診療中も自宅での留守番は〝かわいそう” という理由でう院長室で待機。
少なくとも1時間に一回は、私かかみさんが、何がしらかの用事で院長室に入ってくるので
ルパンも安心。
当然、スーパーの買い物へも連れて行く。
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つまり、ほんの半日と言った留守番も、産まれてから経験がないルパン。
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ほんの3時間程の留守番をさせた時も、不安からか、そこらじゅうで大やら小やらを、しまくる始末。
躾の失敗であろうか、今となっては・・・・・・・・・・。
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長くなったが、今日は、かみさんが終日居ないので、いつも留守番を一手に引き受けてくれているかみさんの代わりに、私がルパンと留守番。
午前中は、業者さんとの打ち合わせ。
ルパンを膝の上にのせて、打ち合わせ。
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午後も、打ち合わせだが、時間が空いたので、1時間ちょい時間をもらい、外で汗をかかせてもらった。
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午後の打ち合わせは、お出掛け。
当然、ルパンも一緒。
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夕方に帰宅し、ルパンと夕食。
夕食後、ゆっくりと読書タイム。
コーヒー片手に読書。
なかなか優雅な時間である。
ルパンは、安心して私のすぐ横のお気に入りの専用のベッドでお休み。
しかし、私に似て超ビビリなルパンは、ちょっと物音がすると、直ぐに目を覚ます。
更に、音が大きくなると、私にSOS?
ピ~ン、ポ~~~ン!
誰かが来た様だ。
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玄関モニターを見ると、近所の方だ。
かみさんの所属している日赤奉仕団の予定表を届けに来てくれたようだ。
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玄関を開けると、かわいいトイプーが・・・・・・・・・・。
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ルパンの親であった。
この目で、親子の対面を見るのは、初めてである。
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同じ匂いがするのだろうか。
直ぐに打ち解け合う二人、いや親子。
なかなか離れようとはしない二人。
ほのぼのとした気持ちになった。
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い~~~ものを見させてもらった。