息子からの義務メール
早いもんで7月になった。
2人の息子には、最低週一回のメールを義務付けている。
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4月に我が家を去る時、メールなき場合は、銀行から全額預金を引き揚げ仕送りをストップするという約束を交わした。
期限が日曜日としている。
次男は土曜日、長男はギリギリの日曜日に、超短いメールを送ってくる。
親父に話す事もないし、そもそも義務付けられメールしないと仕送りを止められてしまうから仕方なく送っているメールである。
でも、元気でいる証、生きている証が届けば、私はそれで良い。
息子に気の利いたメールを期待している訳ではないからだ。
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次男も以前は日曜ギリギリメールであったが、ある出来事をきっかけに土曜にメールするようになった。
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ある出来事とは、日曜日の昼間に頑張りすぎて、夜いつものように義務付けられたメールをしようと思っていたが、睡魔に襲われ、うとうとして目が覚めたら日曜日の日付変更線を越えてしまったのだ。
翌日、早速、預金全額撤収。
1週間だけであったが、預金封鎖措置を実行した。
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さて、その超短い一語文メールに、最近変化が出てきた。
一語文が二語文~三語文になってきたのだ。
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内容はというと・・・・・・・
夏季講習を受講したいから、参考書を買いたいから、模擬試験を受けたいから・・・・・・・・・金くれ!という内容である。
ここ一カ月の二人のメール内容は、ほぼ毎週、金必要メールである。
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さすがに、お金の請求だけは、文章になっている。
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毎週末は、貯金通帳を眺めながら、離れた土地で、おそらく?頑張っているだろう息子の姿を思い浮かべている。