丸山塾
最終水曜日午後8時2分前頃になると、丸山塾生は、携帯の時計とニラメッコ。
午後7時59分59秒では駄目、午後8時1秒でも駄目。
午後8時丁度、つまり 携帯が19:59から20:00になった瞬間に、丸山塾が開始。
塾訓斉唱のあと、課題発表。
今日の課題は、「よく噛めるパーシャルデンチャーの作製法」
パーシャルデンチャーとは部分床義歯のことである。
ユー(戸塚先生)は、自分の担当患者さんの症例を交え、考えを発表。
マサ(時森先生)も、自分の担当患者さんの症例を交え、考えを発表。
今後は、高齢化社会から超高齢化社会の時代。
あと9年後には、2025年問題が控えている。
そうなると、それまでに義歯の技術をあげていかないといけないと考えている。
そう言った意味で、今日の課題は、非常に良い内容であった。
ディスカッションのあとは、夕食タイム。
今日は、皆同じ弁当。
中華丼、20品目のサラダ、わかめスープ。
食後は読書感想。
ユーは〝イニシエーション・ラブ″
マサは〝指示待ちスタッフが変わる仕組み”
私は〝ペテロの葬列”
最後は、フリー演題。
ユーは、「MTAセメントの説明と、MTAセメントを使った実際の担当患者さんの症例発表」
従来では神経を抜かなければならなかった症例でも、MTAセメントを使用することにより、神経を抜かずに済む可能性のある素晴らしいセメントである。日本では、昨年秋に認可がおりたばかりのセメントである。
認可と同時に、丸山歯科医院では、多くの症例で利用させてもらっている。
マサは、「あいうべ」について。 口呼吸と鼻呼吸の違いについて・・・・・。
最後は塾長総括。
今日は、我々歯科医師の生き方を丸山塾理念の人生訓を絡めて、語らせてもらった。
マサもユーも時々、メモを取りながら真剣に聞いてくれたので、私はついつい増長して長時間、熱く語ってしまった。
気が付けば、11時16分。
1時間以上も語ってしまった様だ。
長時間、自分に酔いながら熱く語る塾長の話。
嫌な顔一つせず、真面目に聞いてくれる塾生。
塾生にとっては、大変な苦痛であろう。
ま~~、これも修行である。
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熱く語り尽くした塾長の私は、スッキリして、今晩、熟睡できそうである。
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塾生が今晩、熱く語る私の悪夢を見ないことを願っている・・・・・・・。
では、おやすみなさい。