駅伝メンバーの皆さんのご心配をお掛けしたが、足の具合は良さそうである。
痛みはあるが、MSマイスターの方に教わった通り、朝風呂に入り、筋肉をほぐしてストレッチを十分に行い、朝7時家を出発。
スタートは9時45分であるが、集合時間は7時30分である。
集合場所は、スタートとゴールとなる藤枝市大井川河川敷陸上競技場。
パンフレットを見ると、小学生55チーム、中学生男子7チーム、中学生女子9チーム、高校生男子14チーム、高校生女子3チーム、一般男子91チーム、一般女子12チーム、一般男女混合145チームがエントリー。
私は、この駅伝には初参加であるが、想像していた以上に参加者が多くビックリした。
待ち合わせ場所に5人が集合し、ゼッケンが配られた。
118番、私は5走なので、118-5と印刷されたゼッケンをもらった。
気持ちが昂ぶって来た。
今回はティップネス藤枝のメンバーに入れて頂いた。
数人の方から、足の具合を気遣ったありがたいお言葉を頂いた。
こんなブログを見てくれているという驚きと、お心遣いに感謝である。
さて、駅伝はチームプレー、団体戦である。
団体戦と言うと、大学時代の空手の試合が頭に浮かぶ。
空手の団体戦も今日の駅伝と同じ5人制であった。
話を元に戻し、駅伝の1区のスタートが9時45分。
全区同じコース3キロである。
私のスタート時間は10時30~35分と読み、30分前の10時からアップを開始。
経験上、一度、全力で息がゼ~~ゼ~~言うまで心拍を高めておいた方が、良いタイムが出ることが分かっているので、20分前に全力で1キロを走った。
足が重く感じ、頭が少しフラフラする感じがする。
ど~~やら、緊張しているようだ。
しかし、こういう緊張感は嫌いではない。
試合に出る選手だけが味わえる、また堪能できる神様からのプレゼントだからだ。
こういう時の時間の進み具合は早い。
アッという間に私の出番である。
私のゼッケン番号は118である。
襷をもらうスタート地点に行くと、4走の118番の姿が見えた。
いよいよ出番だ。
いざ出陣である。
目標タイムは12分切り。
最初の1キロ3分55秒、次の1キロ4分5秒、ラスト1キロは3分59秒で11分59秒。
とは言っても、3回ほど行った練習では1回も12分切りを達成した事がない。
怪我をする直前の記録が12分3秒であった。
ここからと言う時にケガをしてしまったので、一度も出した事がない記録であるが、本番のアドレナリンの大量放出を期待し、上記の目標ラップを刻んでやるという気迫だけは十分にある。
このラップが最低ラインだ、絶対いける、自分を信じろ、そ~言い聞かせスタート。
しかし、高校生男子は早い。
明誠高校陸上部とは周回遅れである。
ま~~そんな事はど~~でもい~~。
行きは下りで追い風なので、快調であるが、後半の上り向かい風を想定し、体力はある程度温存しておかにといけないので、スピード出し過ぎ注意である。
結果は11分45分。
自己新記録である。
一般男子の部、区間19位。
記録だけ見れば、大満足の結果であるが、心臓の苦しさ、脈拍を見たら、もう少し頑張れた気がした。
自分を限界寸前まで追い込むのは難しい。
ちょっと苦しくなると脳から黄色信号が出るからだ。
「誠二!途中でちょっと気~抜いたんちゃう?まだまだじゃの~~~。」
未来の自分からの激が飛んだ。
今後の課題としたい。
私を誘ってくれたティップネスの皆様、ありがとうございました。
また誘って下さい。

