総義歯作成の新システム
午前の診療後、戸塚先生による総義歯作成の新システムのデモが行われた。
今まで、何度も、総義歯の作成方法を改良してきたが、満足のいく結果が出ないケースがあり、何とかならないのか?と常々思っていた。
顎堤(顎の土手)がある場合は、それほど問題にはならないが、顎の骨が吸収してしまい、土手が全く無くなってしまった場合は、真っ平の所に載せるだけなので、安定した状態を作るのに非常に苦労する。
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それを解決するために、先月、総義歯セミナーを受講してきた。
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とりあえず、講師の先生が現在行っている方法を真似てみる事にした。
注文した材料一式が揃ったので、本日、新しく導入する作成システムの解説を、デモを交えて行った。
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来週から、早速、この新しいシステムにより、総義歯を作成することになった。
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どんな結果が出るか楽しみである。
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「今まで食べられなかった〇△◆が食べられるようになった。」
と嬉しそうに話す患者さんの姿を想像し、前進して行きたい。
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戸塚先生!
私にも来る高齢化。
総入れ歯が必要になった時、何でも噛める義歯を作ってね!