私なんぞ、まだまだ、ひよっこ でした。
昨日、トライアスロンの合同練習会の最終確認メールが届いた。
”明日でGWも終わります。最終日を楽しいトレーニングで締めくくりましょう。”
何とも、粋なメールである。
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昨日、下見した浜当目海水浴場で朝8時から練習開始。
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自転車の車輪の組み立てもあるので、家を7時に出ることにした。
逆算し、今朝は5時30分に起床。
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6時には、かみさんも起きてくれて、エネルギー補給食を作ってくれた。
折角の休日なのに、ありがたい。
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順番は本番とは違うが、まずは、バイク。
ちょっと早めに到着し、車輪の取り次げ作業。
藤田さんに教えてもらった通り行い、無事、作業終了。
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本番は40キロであるが、今日は37キロ。（でもほぼ同じ距離）
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次はスイム。
スエットスーツを着用しての初体験である。
今日は、この海でのスイムの為に参加したようなものである。
私にとっては、メインディッシュである。
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楽しみでワクワクである。
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いよいよスイム開始。
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まずは入水。
さむ！
マ・ジ・カ。
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一気にテンションが下がる。
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無理かも・・・・・。
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今日は私を含め3名の初体験者がいると言う事で、3人で励まし合いながら、海に入って行く。
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スタート。
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プールとは全然違う。
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その1． 傍から見ると、波が無いように見えるが、中に入ってみると結構、波があり、プールでは絶対に入って来ない体勢でも容赦なく、海水が口に入って来る。
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その2．海水が濁っており、海底が見えない。プールでは、地面に線が引いてあり、その線を見ながら、進むと真っ直ぐ進めるが、線がなく、海底も見えないので、方向は野生の勘で行くしかない？
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その3．当たり前だが、海の水は、きつい塩味で、とてもまずい。何回が呑み込んでしまったが、まりの塩分の濃さに、気持ち悪くなり、動揺してしまった。
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その4．スエットスーツは浮き輪の役割があるようで、何もしなくても、勝手にプカプカと浮いてくれて、足がつかない海でも安心。
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さて、2往復の予定であったが、1往復の途中で、まずい塩水を飲み過ぎて、心が折れかかってしまった。
透かさず、Kさんが声を掛けてくれ、塩水を飲んでしまって苦しい時の対処法を優しく教えてくれた。
自分の練習もあるにも関わらず、目配りをしてくれる優しさ。
本当に、ありがたい。
Kさんのアドバイスのお蔭で、何とか１往復完泳。
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命が一番大事。
１往復した時点で、成人の一日の平均塩分摂取量の2倍は摂取した感じである。
家に帰ったら、Kを多く含む食品を摂取しなければ・・・・・・・・・・。
そんな事はどうでもいいが、内臓が気持ち悪い。
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無理しないで、行ける人だけ、１往復しましょう！
もう1往復する自信と気力はなかった。
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初心者の方と、少しだけ泳いで、我々だけUターンして帰って来ましょうと話をして、スタート。
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しかし、誰もUターンする人はいない。
皆、負けず嫌いな様だ。
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こうなったら、行くしかない。
心は据わった。
何とかなるさ。
いや、何とかするしかなさそうだ。
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そう決めたら、何故か急に気持ちが楽になった。
1往復目より、かなり楽に2往復目を泳ぐことができた。
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何とか、本番と同じ１５００Mを泳ぐことができた。
今日一番の収穫であった。
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最後はランである。
ランは3種目の中では、一番慣れている種目だ。
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ロングのトライアスロンに参加している先輩に、いろいろと話を聞きながら10キロ走った。
ロングとは、スイム3.8キロ、バイク約190キロ、ラン41.195キロの競技である。
正真正銘の化け物である。
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しかし、この方は、今の私の47歳から始めて5年目になると言う。
私と同じ、バイク、スイムは全くの初心者だったというから、勇気が沸いてきた。
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練習後は、皆で、ココスに昼食に出掛けた。
さすが、トライアスロン競技者。
男性も、女性も、ガッツリである。
ステーキに、ライスに、・・・・・・・・・。
実に頼もしい。
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また、皆、明るく元気一杯で、考え方も非常に前向きである。
話しを聞いているだけで、聞いているこちらまで元気になって来る。
やはり、人間、こ～～でなくっちゃ！
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会計を済ませ、別れ際に、今からティプネスに行くと言う会話が私の耳に飛び込んできた。
空耳では無い様だ。
無尽蔵の体力の持ち主ばかりだ。
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今日の練習会は62歳の方も参加した。
私なんぞ、体力的にも、年齢的にも、まだまだ、ひよっこ であることが判明した。