空手県大会
日本空手協会 第55回 静岡県空手道大会が県武道館で行われた。
私は審判として参加した。
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今回は静岡県下から約1000名の選手が集結した。
この大会で、男子は上位7名、女子は上位6名が全国大会に
各種目上位10名が東海地区大会への切符を手にすることができる。
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予選を勝ち抜き、ベスト8に入ると、決勝トーナメントに進出できる。
そこで、男子は一人、女子は二人が全国選抜から外されることになっている。
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昨年の大会のベスト8が8ブロックに分散されるので、ベスト8に入るには昨年のベスト8選手をどこかで撃破しなければならないのだ。
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さて、我が大井川支部も春休みには師範が毎日の特訓を行い臨んだ。
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結果は全国大会切符は2枚、東海地区大会切符は6枚手にすることができた。
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大井川の町道場としては上出来である。
これも師範の指導の賜物である。
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我が大井川支部は、一にも二にも、基本、基本。
基本をとにかく重んじ、徹底的に基本練習を繰り返す。
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この大会に参加するには、最低7つの形を覚えなければならない。
2か月前には3つの形しか知らなかった色帯を、この大会に参加させるため、師範が急遽、残り4つを教え、参加させた。
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しかし、その紫帯の男子二人が、なんと黒帯を撃破し、ベスト8つまり決勝トーナメントに進出したのだ。
これは凄いことだと思う。
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さて、思うような成績が残せずガッカリする選手、思った通りの成績、もしくは予想以上の成果をあげ喜ぶ選手。
私は小学校2年生以下の部の審判をさせてもらったが、本番中に失敗してしまい、悔しさのあまり号泣しながらも最後まで演技をした子供もいた。
この選手はかなり上手な選手で、かなり練習を積んで、周囲の期待も大きかったのではないかと推測した。
それだけに悔しかったのだろう・・・・・・・・・・。
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何事も一生懸命する姿は、美しく感動する。
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今日も、たくさん感動させてもらった。