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2012年3月18日 (日)

人間だもの

毎朝、起床するとトイレに行き、TANITAの体重測定器に乗る。

量った体重、体脂肪をトレーニング日誌に記録することから私の一日が始まる。

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日々の食生活は、かのGACKTの食生活を知り、また南雲吉則の「空腹が人を健康にする」という本を読んでから、今までとはガラリと変えて来た。

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基本、朝は(リンゴ+セロリ+人参+キュウイ+パイナップル+ブルーベリー+青汁+無脂肪牛乳+無脂肪ヨーグルト+オリーブオイル)ジュース。

昼は、キノコ炒め、野菜入り味噌汁。空腹であればご飯を少々食べる。

夜は、基本食べたい物を食べたいだけ食べる。

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お蔭で、毎朝の計量は常に54キロ代をキープして来た。

カロリーはかなり意識している。

また、それが案外楽しいのだ。

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しかし、今週はなんと56キロ代に突入してしまった。

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3月4日の駿府マラソンで今年の目標であった100分切りが達成できたことで、日々の運動、食生活を含めた日々の緊張感が途切れてしまった様だ。

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全ての根源は酒である。

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元々食い意地が張った方ではないので、一食くらい抜いても正直、そんなに苦にならない。

しかし、それはシラフの時限定である。

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一度、アルコールが体内に侵入すると、節度が、理性が、緊張感が、全てのスイッチがOFFになってしまうのだ。

ブレーカーが飛んでしまうのだ。

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今日は缶ビール一本にしよう!

いつも、そう決めて晩酌や寝酒を始める。

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しかし未だかつて、一本で済んだ試しがない。

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酒には滅法弱いのだ。

典型的な酒に飲まれるタイプである。

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それで強ければ良いが、弱いので翌朝、いつも胃がもたれて後悔する始末である。

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今日も朝8時から町内の川払い、そして午後4時から町内会館で懇親会があった。

懇親会はアルコールが入るので、そこでのカロリー補給を考慮し、昼飯を抜き、さらに20キロのランニングをし、それなりにカロリーコントロールをして懇親会に臨んだ。

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1人1人に折詰された弁当、刺身にお寿司、一人3パックが振る舞われた。

それを肴に一杯会である。

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普段の夕食に比べかなり多い量である。

お弁当と刺身を食べて、折詰のお寿司は持ち帰る方が多い。

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かみさんに早速、「夕食は要らない。」とメールを打つ。

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「かんぱ~~い!」

ビールが体内に侵入する。

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満腹中枢のブレーカーが飛ぶ。

3パックを一気に完食。

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携帯を取り出し、かみさんに「やっぱり、夕食食べる。」とメール。

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帰宅後、缶ビールをカシャっと開け、晩酌しながら家族と同量の夕食を食べる。

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まだ物足りない。

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ワインを片手にチーズ、クラッカーにチョコレート。

節操がない。

止まらない。

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そんな無様な姿を見続けて約20年。

かみさんは私がアルコールを飲むのを駄目とは言わないが、あまり歓迎しなくなった。

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酒は飲んでも飲まれるな!

私には、誠に身に染みるお言葉である。

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今もなお残っている言葉だから、多くの先人にも、きっと身に染みるお言葉だったのだろう。

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人間だもの。

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空気抜きってことで堪忍!