« 2011年10月 | メイン | 2011年12月 »
昨晩、親父が夢に出てきた。
相変わらず、元気で気合の入った親父だった。
今週日曜日に、親父の17回忌と祖父の33回忌の法要がある。
.
午後9時に空手の稽古が終わり、近くのコンビニによると、何故か「One CUP OZEKI」が目に留まった。
「One CUP OZEKI」
敬老の日に祖父にプレゼントすると、喜んで、美味しそうに飲んでくれた姿が目に浮かんだ。
大学時代、帰省し親父とも良く、日本酒を明け方まで飲み交わした。
.
やけに懐かしく、気が付くと、「One CUP OZEKI」を手にしていた。
.
帰宅後、湯船に浸かり、眼を閉じると、二十数年前の元気だった頃の親父の姿が目に浮かんだ。
.
切ない気持ちになった。
.
親父が好きだった日本酒と銀杏、大学時代の帰省時に交わした親父との想い出を胸に秘め、「One CUP OZEKI」とチンした銀杏で献杯!
今日は、私には珍しくセンチメンタルな晩だった。
.
午前中、 英語レッスンを受け、昼食後にかみさんから、もうすぐ、布団一式が届くから、今日は寝室の大掃除と布団の入れ替えをすることを伝えられた。
と・い・う・こ・と・は・・・・・・・・
.
気分は、下げぽよ~~!
.
早速掃除を始めるかみさん。
ルパンは大掃除に興味津々。
.
腰の重い私。
.
「ルパン、だめ~~~!」
「ルパン、そんなとこ、舐めたら汚いよ~~~!」
「ルパ~~ン!邪魔しないで~~!」
「ルパン、だめ~~~~!」
悲鳴に似た大声が自宅内をコダマする。
.
「誰か手伝って~~~!」
「おと~~さん、ルパンを散歩でも連れてって!」
.
来た~~~~~!
この一言を待ってました。
上げぽよ~~~~!
.
「ルパン!お散歩行くよ!」
しっぽを振りながら、ルパンが階段を勢いよく下りてくる。
.
「できるだけ長い時間たのむね。」
「はいね~~~~~~~」(こういう返事だけは、元気が良い私。)
.
速攻でお散歩セットをかばんに入れ、速攻でルパンを車に乗せる。
.
ここからは、院長ブログ史上初のルパンに伝えてもらうことにする。
ほ~~、これが、成9年12月30日に世界一の長さを誇る木造歩道橋としてイギリスのギネス社に認定されたという蓬莱橋か。正面じゃ長さがわからないから、横からも見てみるか。
.
.
.
ほ~~確かに長い。
.
.
.
でももう飽きた。
.
.
.
.
マラソンコースとして作られただけあり、この舗装は走りやすいな~~~。
.
.
.
.
.
誰かのシッコの匂いがするぞ!
誰の匂いだ???
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
けっこ~~い~~風が来るな~~。
お~~~気持ちい~~~~。
そろそろ帰るか。
.
.
. .
.
.
.
.
.
「ただいま~~~~。」
「お帰り~~~~~~、玄関の段ボール片付けて!」
.
ちょっと帰るのが早すぎたようだ。
静岡市葵区駒形に静岡県地震防災センターなる施設が存在する。
診療技術の研鑽も大事であるが、命あっての診療なので、丸山歯科防災委員の発案で、スタッフで研修に行こうということになった。
年内は既に予約が一杯で、今日の2時からなら1時間予約がとれるということで、午後の診療を休診にさせてもらった。
静岡県各地から、次から次へと団体予約が入っており、県民の地震への関心の高さを感じた。
詳しくは防災担当の杉山さんのトピックスで・・・・・・・。
地震に関しては、それなりの知識はあると自負していたが、へ~~~~~と思うことが沢山あり大変勉強になった。
.
早速、家で、かみさんと息子に地震知識を披露しようと思う。
昨晩、いー夫婦の日(11月22日)にかみさんに静岡に買い物に行こうと誘われた。
買いたい物が沢山あるからと言っていた。
つまり、運転手および荷物運びを命ぜられたと言う事だ。
松坂屋の中をかみさんについて行く。
食器類、スリッパ、エプロン、・・・・・・・と次々と効率よく、買い物を済ませる。
松坂屋の買い物袋が7個ほどになった所で、予定の買い物終了。
かみさんの買い物はとにかく早い。
即決、即買いがかみさんの信条である。
全く迷うことなく、実に男らしい買いっぷりである。
.
時計を見ると、まだ1時間も経っていない。
松坂屋は2時間まで駐車無料なので、残り時間は私の買い物に当ててもらうこになった。
.
まずは、香のコーナーへ。
院長室で焚く香を迷いに迷って4つ程購入。
.
次いで、ボディーショップへ移動。
.
ボディーショップは数年前、衛生士の清水恵美さんに教えてもらってから毎日使用しているが、現在使用しているクリームが無くなってしまったので、行くことにした。
あまりにも沢山の種類があるので店員に聞きながら、匂いなどを嗅ぎ迷う私。
う~~~~ん??
中々決まらない私。
即決が信条のかみさんを見ると、私とは対照的に、既に2個のクリームを手にしている。
は・は・早い。
.
どれがい~~かな?
これとこれにしたら。
私のクリームまで即決する、実に男らしいかみさん。
かみさんと買い物に来ると実に便利である。
第39回静岡県中部地区空手道大会が県武道館で行われた。
私は審判員として参加。
幼年や小学生の場合、本人より親御さんの方が白熱し、観客席から黄色い声援が飛び交いう。
勝てば、歓喜の声が、負けるとガックリと肩を落とす親御さんの姿が目に入る。
勝負の世界は厳しい。
.
練習量の多い者が勝つとは限らない。
体がでかい者が勝つとも限らない。
運動神経の良い者が勝つとも限らない。
.
勝負は時の運とも言う。
相手があっての勝負なので、対戦相手に泣いた者もいれば、対戦相手に救われた者もいた。
気合が入りすぎ、ガチガチになり、練習の成果が全く発揮できず、格下の者に負けてしまった者もいた。
.
非常に難しいジャッジも多くあった。
.
本当に僅差も多かった。
.
しかし、現実は厳しいのだ。
しかし、勝敗が全てではない。
.
日本空手協会が出した、教本の1ページ目には、「空手道修行のはじめに」と題し、次の事が書かれている。
「空手道とは、勝敗を究極の目的とするものではなく、有形無形の試練を乗り越え、厳しい練磨の中から人格形成を図る伝統武道である。」
.
勝った者も、負けた者も全てを受け入れて、明日からの人生に役立てて欲しいと思う。
.
さて、さて、今日は試合の合間に、丸山歯科医院のオープニングスタッフで現在、結婚され清水に住んでいる、(旧姓)関口さんが、今子供が空手を習っているということで、会場で挨拶に来てくれた。突然の再会でビックリしたが、今後が楽しみである。
.
また試合後、藤枝中央支部のH君のお母さんから、「丸山先生、ブログを見ています。」と言われ、またまたビックリ。
ちなみにお子さんのH君は組手優勝、形準優勝、見事な成績であり、静岡県では名の通った名選手である。そんな優秀なお子さんを持つお母さんからの激白、大変光栄である。
.
今日は、一般女子組手決勝戦で主審もさせて頂き、良い1日であった。
(写真中央の選手宣誓をしているのは川野先生の長女である。)
丸山家では、幾つかのルールがある。
高校1年になる二人の息子には、1万円以上は丸山銀行に貯金させ、1万円以上の買い物は親の許可を得て、丸山銀行から貯金を下ろして買うシステムになっている。
お祝いや正月に貰うお年玉も当然貯金しなければならないことになっている。
さて、今年4月、自転車通学となる高校入学に合わせ、息子に自転車を買ってあげた。
万が一のことを考え、盗難保険にも入った。
この保険は鍵をかけていたことが条件であり、鍵を持って行けば、無料で新しい自転車が手に入るというものだ。
半年足らずの時期に、長男は鍵をつけたまま放置したため、盗まれてしまったらしい。
.
当然、長男の不注意によるものなので、今日、自転車を買いに行くというかみさんに、自分の貯金で買わせるように言った。
しかし、度重なる不注意などにより、既に長男の貯金はマイナスになっていると聞いた。
.
開いた口がふさがらない とはこの事だ。
.
日本の借金も1,000兆を超すとの報道があったが、我が息子も高校生で既に借金地獄に入っているらしい。
日本の国債も日本人が買っているから・・・・・・・・・・
息子の借金も親が肩代わりしているから・・・・・・・・・
.
反省の色一つ見せない息子を叱ったが、
我が日本も同じことをやっているのだ。
.
どちらも頭が痛い話だ。
朝6時家を出た。
向かう先は「岐阜メモリアルセンター」。
日本空手協会公認審判員B級資格の受験である。
B級は、4段以上のC級審判員資格者が受験資格を有する。
B級はなかなか受からないと聞いていたので、当たって砕けろ!精神で受験に臨んだ。
.
審判長として、日本空手協会総本部より、主席師範の植木先生がお越しになった。
主席師範とは、日本空手協会のTOPである。
午前中は植木先生の指導による稽古、午後が試験。
午前9時30分より11時30分まで2時間、内容の濃い指導をして頂いた。
植木先生の御指導を目の前で聞きたいという思いで、中央に並び、植木先生の一挙手一投足を観察。
指導も佳境に入った11時頃、私の蹴りを見て、植木先生が私の前で立ち止まった。
な・な・なんと直接、蹴りの指導をしてくれたのだ。
それだけでなく、講習生全員を集めて、私を台に植木主席師範が蹴りの見本を見せてくれた。
「しっかり受けて見て。」
鋭い眼光とは正反対の優しい言葉に、逆に凄みを感じた。
私の腹に植木先生の中段前蹴りが入る。
「今度は、あなたの蹴りをマネしてみるよ。」
簡単に受けられるではないか。
「今度は私の蹴りを行くから、しっかり受けてみて。」
何回受けようとしても、私の腹に植木先生の蹴りが食い込んでくる。
植木先生の制御された蹴りは腹に当たった瞬間に寸止めしてくれているので、蹴りが入る度に心地良い痛みがお腹全体に伝わる。
主席師範の蹴りと思うと、快感!と言ったところだろうか?
別に変態ではないが、またとない機会である。
.
超一流の蹴りを目の前で体感することができ、大変勉強になった。
早速、明日からの稽古に生かしたい。
.
さて、受験であるが、まずは筆記試験である。
1問5点の20問、100点満点の試験でB級は90点以上が合格らしい。
コソ勉の成果で、おそらく100点だったと思う。
.
さて問題の実技試験である。
ここ1ヶ月間、A級審判員資格を持つ、檪村師範、櫻井先生が直接ご指導をしてくれた。
①両者を中立公正に判定するための立ち位置、姿勢
②常に威儀を正し、堂々とした態度を保つこと
③正確かつ迅速にジャッジすること
④規約に則った用語、ジェスチャーを正確に機敏な動作で行うこと
⑤ざわめいた試合会場内でも通る大きく、迫力ある声を出すこと
を教えていただいた。
最初は、肩を動かし単なる大声を出していたが、肩を動かさず、少し低めの落ち着いた声で、また早口過ぎて威厳がないと注意され、毎朝、毎晩、姿勢を正し、威厳ある態度で腹から声を出すボイストレーニングを鏡の前で何回も何回も行って来た。
.
おかげで、自分でも納得のいく発声が出るようになった。
また姿勢も診療中から胸を張る事を心がけてきた。
.
いよいと実践である。
発声は自分でも良かったと思うが、
不覚にも、試験後、用語とジャッジの仕方で2ヵ所の指摘を受けてしまった。
しまった!
これは不合格だ!
.
.
約1時間後、総本部指導員の大熊先生より合格発表。
「丸山誠二、審判資格B級、合格!」
自分でもびっくり!
小さく拳を握り、ごくごく小さくガッツポーズ。
.
後で聞いた話では、約40人の受験生の中で声が一番でかかったので救われたそうだ。
.
毎朝、毎晩のボイストレーニングが功を奏したようだ。
何はともあれ良かった!良かった!
.
帰りは高速で約4時間かかったが、合格したので、4時間の運転も苦にならなかった。
檪村師範、櫻井先生に心から感謝いたします。
毎月第二水曜日は、丸山塾。
丸山塾とは、望月先生、戸塚先生と3人の歯科医師で行っている月一の勉強会である。
題材は望月先生、戸塚先生が交互に決め、その題材について各自一か月間調べて、自分なりの考えをまとめて発表する意見交換会である。
その二人の意見、考えに対し、私を含めお互いが突っ込んだ質問をし、考えや診断技術、治療技術を探求していくことを目的としている。
今日は、望月先生が選んだ「歯内ー歯周病変」というタイトルで行った。
「歯内」とは根の治療のことで、「歯周」とは歯周病に治療であるが、場合によっては鑑別が困難な場合もあり、また併発している場合もあるので、その鑑別方法、治療方法について議論を交わした。
今回は、先月のブログで丸山塾の記事をみて参加志願した、さつき歯科院長の時森先生も参戦してくれた。
3人より4人の方が、いろいろな意見が出て面白い。
時森先生は最後に大変勉強になったと言ってくれたので、安心した。
折角、静岡から参戦してくれているので、何か得る物があればと思っていたが、良かった、良かった。
.
途中、矢部カメラマンに写真撮影を依頼。
「歯医者の勉強会だから、お菓子隠して!」
時森先生が買って来てくれたチョコレート4箱を隣のテーブルに移してカメラ目線での写真撮影となった。