そのとき、誠二は、
恋をしたら、
旅に出てみたくなるように、
しまだ大井川マラソンに参加したら、
4時間を切るのだと、
心に決めた。
そんな気持ちは初めてだった。
雷で打たれたような、
強い思いだった
誠二は、心のうちで
なんどもなんども、
呟いてみた・・・
しまだ大井川マラソンに参加したら、
4時間切り
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という訳で、真剣に4時間切りを狙っている私である。
フルマラソン初挑戦の一昨年は20キロ地点くらいで足が止まってしまい、5時間55分。
昨年は33キロ過ぎから、歩いてしまい4時間37分。
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一緒にフルマラソンを始めた友人の政井先生は昨年、早くも4時間切り(サブ4)を達成した。
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僕も、4・じ・か・ん・き~・り~・た~・い~~~!
と寝転がって足をバタバタさせたい気分である。
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私が3歳児くらいであれば、間違いなくしているだろうが、残念ながら46歳児なのでさすがに・・・・・・・・・。
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そんな時、Qちゃんこと高橋尚子を育てた小出義雄監督の著書
「マラソンは毎日走っても完走できない」
ーマラソンの練習が分かっていないから30キロあたりで歩いてしまう人が多いんだよねー
を見つけ、何度も何度も読んでみた。
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今まで私の行って来た自己流の練習が小出監督の言う、典型的な駄目な練習であることが判明した。
今回はこの本に出会った7月から、小出監督の言う通りの練習を積んできた。
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一番きついのが、週に一度は30キロ以上走る日を作れ!という教えだ。
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最近は暑くて、気分が乗らず、心が折れそうになって来たので、気分転換に、昨日ジャンボシラトリ行って、江頭2:50ばりのタイツ、シューズ、サイドポーチを購入してきた。
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本番まであと2ヶ月、小出監督を信じてみようと思う。
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小出監督!
私は、あなたを信じる!
だから、私に力を送ってくれ!
8時30分地震発生。
我が相川第四町内会は、アパート シャンド・フルール 横の空き地に集合。
滝井クリニックの滝井先生と奥さん、石田整骨院の石田先生、桜井医院看護婦さんと私とかみさんの第四町内会在住の6人の医療関係者が救護班に任命された。
今日はこの救護班が集まり、実際に災害が起きたらどうするか話し合いをした。
医薬品は各医院にあるものを持ち寄って何とかするしかないので、実際の災害ではかなり厳しい状態になることが想定された。
私は医療関係者と言っても歯科医師なので、実際にはあまり戦力にはならないかも知れないが、少しでも地元の方のために貢献できればと思っている。
しかし、何か持っていくものがあるか考えてみた。
AED、血圧計、消毒用アルコール、ガーゼ、手袋、抗生物質、鎮痛剤、マスク、・・・・・・・・。
そこそこ役立ちそうなのはありそうだ。
災害時に備えて、これらは多めに在庫を置いておこうと思う。
早速明日にでも注文しておこっと。
大震災、原発事故、紳助事件、リビア情勢、・・・・・最近暗いニュースばかりが目に飛び込んでくる。
そんな中、朗報が入った。
丸山歯科医院、主任歯科衛生士の増田智美さんのもとに「日本歯周病学会認定歯科衛生士」試験の合格通知が届いたのだ。
歯周病は生活習慣病の一つと言われ、治療はもとより予防や治療後のメンテナンスが非常に重要な意味を持つ。これらの大部分は歯科衛生士が担当するため、質の高い歯周病の治療には有能な歯科衛生士の育成が必要不可欠である。このような背景から特定非営利法人「日本歯周病学会」は平成17年より「認定歯科衛生士」制度を発足させた。
日本歯周病学会認定歯科衛生士は10年以上の臨床経験をもち、数多くの症例の治療にあたってきた実績のある歯科衛生士に受験資格が与えられます。また学会に参加したり、発表することも資格取得の条件とされているため、歯周病に関する最新の知識と技術をもった歯周病予防のスペシャリストの資格といえる。
増田さん本人は、主任衛生士として自分の行ってきた仕事が正しいのか信頼のおける専門の第三者に評価してもらいたいという思い、また丸山歯科医院のため、後輩衛生士のため、そして何より患者さんのためにという強い思いで今回の試験に臨んでくれた。
半年ほど前からこの試験に向けて準備を始め、一次審査の書類審査をパスし、今月の8月6日に東京での二次審査に臨んだ。
二次審査はパワーポイントによる10分間のプレゼンと、3人の審査員による質疑応答である。
歯周病に関する知識と技術は院長としても太鼓判を押せる人材であるが、どんな質問をされるか分からないため、院内においても、何回も何回も二次審査を想定し、練習を重ねて来た。
その努力はスタッフ全員が認めている所であり、是非とも合格をと皆が祈っていた。
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昨日増田さんの自宅に「合格通知」が届いたようだ。
昨晩、メールが届き、思わずガッツポーズをとってしまった。
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今朝の朝礼で早速、私が、皆に合格通知を披露した。
お~~~~~~~!
大歓声と、大拍手が鳴りやまなかった。
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努力は報われる。
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昨日午後より、掛川の政井先生と、船越栄次先生の「エムドゲインを用いた再生療法」というセミナーを受講しに名古屋に行って来た。
船越栄次先生は大学の大先輩であり、卒後すぐにアメリカに渡り、Indiana大学歯学部准教授にまでなったが、退職後、福岡市にて船越歯科歯周病研究所を開院され、現在は日本臨床歯周病学会会長および日本歯周病学会常任理事をしている、歯周病のプロである。
エムドゲインは歯周病に罹り、無くなった歯槽骨を再生させる魔法の薬のような物である。
その臨床でのポイントを理屈から分かりやすく丁寧に、途中ジョークを交えながら講義してくれた。
細かい質問にも、丁寧に答えてくれ、大変勉強になった。
最後は、豚の顎骨でデモをしてもらい、その後、受講生も1人一顎配られた豚の下顎で実習を行った。
大変良い材料であるが、保険適応ではないのが残念である。
また、船越先生がオペで実際に使っている推薦の器具の販売コーナーもあり、どれも細かく繊細な道具であり、ワンランク上のオペが出来そうな感じがしたので、いろんなオペの器具を20本程注文した。
次回のオペが楽しみである。
ルパンと2人生活も4日目になり、ルパンの世話も慣れて来た。
今日は連休最終日。
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冷蔵庫の中を見ると、かみさんが事前に用意してくれた食料も底をついてきた。
止むを得ず、スーパーに買い出しに。
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ルパンは朝・晩の2回の食事であるが、甘やかせたせいで、ドッグフードのみでは食べない。
いつしか、肉の手料理が必要な贅沢犬になってしまったのだ。
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昨晩は、私が牛ステーキなので、ルパンも牛ステーキ。
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今朝の私の朝食は目玉焼きと、レタスと豚肉の冷しゃぶなので、ルパンも目玉焼きと豚しゃぶ。
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夜は、ルパンは青ネギ、白ネギ、玉ねぎ、ニンニクなどが駄目なので、ルパンも食べられるようにネギ類抜きの水炊き、ここ数日、ルパンに合わせ肉ばかりで魚が食べたくなったので、魚売り場に行き、鰯がおいしそうだったので、鰯を焼くことにした。あとは簡単に食べられる、ブロッコリー、葉しょうが、プチトマト。ご飯は十穀米。 十穀米はルパンが大好きなのだ。
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今日は、プールに40分ほど行った以外は、家で、本を読んだり、TVを見たり、ゆったりとした時間をルパンと一緒に過ごした。
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いつもの慌ただしい一日と違って、時間に追われることもなく、ゆったりと時間が流れて行く一日。
何とも贅沢な一日だろう。
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折角の連休だから、どこかへ旅行でも行きたいな~とも思ったが、思った以上にリフレッシュでき、満足できる夏休みとなった。
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明日からの仕事、エンジン全開で頑張れそうである。
金曜日からかみさんと息子は、香川県のかみさんの実家に年に一度の帰省。
いつもは私も行くのだが、今回は御前会議において、かみさんがルパンに向かって
「ル~ちゃん、誰とお留守番したいの?大好きなお父さん?そ~~~、お父さん、ルパンがお父さんとお留守番したいって!」
という訳で、一分にも満たない御前会議にて、私がルパンの世話係を拝命された。
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金・土・日・月・火。
火曜日の夕方にかみさんが戻ってくるまで、ご飯から下の世話までしなくてはいけない。
ルパンと散歩したり、遊ぶのは得意だが、ご飯や下の世話は苦手である。
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しかし、ど~~せやるなら前向きに楽しんでやることにした。
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そんな訳で 父子家庭体験が始まった。
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今日の予定は、昼間にルパンがくたくたになるまで遊ばせ、ぐったりした所で、日が落ちた夕方から30キロのジョギングに出掛けることだ。
明日まで休日なので、今日は体をいじめる事にした。
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まずは朝トレ。
大学時代を思い出し、ルパンと100メートルダッシュを15本。
ルパンをばてさせるつもりが、私が先にバテテしまい、ルパンはもっと、やろうと言わんばかりに、私の足にしがみついて催促するが15本で終了。
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昼まで二人でゴロゴロしながら過ごす。
昼過ぎ、散歩に行った後、トレーニングルームで筋トレで1時間程汗をかき、またルパンとまったり。
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夕方が近づき、ルパンを家の中で、ボールを投げては拾わせるルパンの大好きな遊びを30回ほど繰り返し、ルパン1人での約3時間の留守番タイムに突入した。
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とは言え心配なので、家から5キロ進んで戻って来る10キロコースを3往復することにした。
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まずは、玄関前にクーラーボックスを置き、給水・エネルギー補給ステーションとした。
10キロを約1時間かけて走る予定なので、1時間に一回の給水時に玄関を開け、ルパンに声掛けをし、ルパンの安否を確認することにした。
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玄関を開けた瞬間に、2階のサークル内から、ルパンの切ない鳴き声が聞こえて来る。
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夕方とは言え、湿度が高く、しめの30キロはかなりハードなトレーニングになった。
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46歳の老体には、きつかった。
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夜中も筋肉痛で何回か起きてしまった。
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私が起きるたびに、足元で寝ているルパンも起きてくれる。
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く~~~~~~、ルパン、お前は本当にカワウィ~~~ね!
隣の家に、ルパンの友達「R」君が居る。
外で飼って居るので、会いたい時にいつでも会うことができる。
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今日も散歩の途中に会いに行った。
Rはオス犬、ルパンもオス犬。
最初はお互いの顔を見ながら、けん制。
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眼の飛ばしあい!
お互い、距離を少しずつ詰めて行く。
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激しい睨み合い!
一発触発!?
オスたるもの、売られた喧嘩は・・・・・・・・・。
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両者とも一歩も引かない。
いや、引かなどころか徐々に間合いが詰まっていく。
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もう顔と顔がくっつきそうなくらいである。
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チュッ。。。。。
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チュ~~~~~。
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お~~~~い、そっちかい!
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お前ら、ホモか?