山岡鉄舟のピストル
こんにちは、まるやま歯科医院、歯科技工士の杉山です。
先日、何気なくテレビを観ていたら、庵原郡由比町の特集をやっていて
それによると、室町時代から続いた宿屋{現在は、民家}の、望嶽亭藤屋さんという
お宅に、幕末の偉人山岡鉄舟の愛用していたピストルが在り、
それを見せてくれるという事を、やっていた。
私は、どうしてもこのピストルが見たくなり、カミさんと一緒に由比まで行った。
藤屋さんに着いてお宅にお邪魔すると、なんと優しそうなおばあさんが、出迎えてくれた
この人が、家の主であり、ピストルの所有者でった。
早速、「ピストルを、見せて貰いたい。」と言ったら、二つ返事で奥の
立派な蔵座敷に
通され鉄舟のピストルを、見せてくれた。
180年の歳月を経たピストルは、重厚であった。
ピストルを見てるうち、これを手に持ってみたい欲望に駆られてきた。
さすがに「ピストルを持たしてくれ。」とは言えず欲求不満のまま、藤屋さんを後にした。
昼ごはんに、名物の桜海老の掻揚げと、蕎麦を食べたが、この日は食欲より
ピストルを手に持ってみたいという欲望が身体中を占めていた。