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2016年5月 8日 (日)

今日は母の日

今日は、母の日。

さて、今朝は、休日と言うのに、かみさんが、いつもの時間に起きて来た。

休日は、ゆっくり起きて来る事が多いので、私の頭の中は????

いつもは起きると直ぐに冷蔵庫からヨーグルトドリンクを出し飲んだ後、歯ブラシをするのがかみさんの手順である。

しかし、今日は、ヨーグルトドリンクも飲まず、歯ブラシもせず、直ぐに化粧をし始めたかみさん。

いよいよボケたか??と思えるような異様な行動に、ちょっとビックリした。

私は、今日は朝から用事がビッシリと入っていたので、マイペースで朝食を摂り、仕事の準備を始めた。

しかし、ちょっと様子が変なので、聞いて見た。

「ど~~した?いきなり化粧なんてして?」

「だって、今日は母の日だよ、宅急便って朝早く来ることもあるでしょ、化粧していなかったら、出て行かれないでしょ・・・・・・・・・・」

「なるほどね。」

「もし、もし送ってくれたのなら、不在者票で済まされたら、折角送ってくれたのに悪いでしょ・・・」

「やけに気合いが入ってるな~」

「プレゼント届くかな~~?ど~~思う?」

「届くんじゃね~~の。」

さて、2人の息子(双子)は大学2年生。

東京で暮らしている。

東京に送り出す時に、息子と約束を交わした。

お父さんとの約束を守れば、前月末日までに翌月分の仕送りをキッチリする。

しかし、約束を破れば仕送りは停止する。

簡単な事だ。

約束の内容はこうだ。

①週に一回は、ラインで現状を報告しろ。一言でも良いから・・・・

②盆、正月は1日でも良いから、帰省しろ。

③友達と金の貸し借りはするな。

④母の日、父の日には、100均の品でも良いし、手紙だけでも良いから、何かを送れ。

この4つだ。

簡単な事だ。

今日は母の日。

約束の日だ。

かみさんは早朝から、いつになくソワソワしている。

「ね~~ね~~、何か送って来るかな~~?」

執拗に聞いてくるかみさん。

「分からんけど、送って来なかったら、仕送り停止するまでだ。世の中の厳しさを教えてやらんといかんからな。」

「送って来てくれたら、私の寿命は、間違いなく伸びるよ~~。」

「そんなに・・・・・」

こんなに期待しているかみさんは、見たことがない。

こんな親心は、息子は知らないのだろう。

今頃は、休日だから、ス~~ス~~いびきでもかきながら寝ているんだろう~~な~~。

私の用事は午後2時に終わり帰宅。

かみさんに

「来た?」と聞くと

「まだ。」と寂しそうな返事が返って来た。

夕方から、かみさんと静岡に行く予定を立てていたので、かみさんが遂に携帯を手にした。

息子へのラインである。

暫くして、時間差で2人から返信ラインが届いたらしい。

「お父さん、聞いてよ。」

「ど~~した。」

「今日、送るんだって・・・・・・・・」

「は~~~?」

「今日送るってことは、私がメールしたから、アッと思い出して、今から仕方なく買いに行くって事でしょ!!!!!」

「・・・・・・・・・・・・」

呆れて物が言えない・・・・・・・・。

厳罰に処するしかないか?

世の中を舐めてはいけない。

さて、夕方から、静岡での用事を済ませ、実家に行った。

実家に行くと、まずするのが亡き父、そしてご先祖さんへのご報告。

仏壇は2階の一番奥の部屋にある。

ルパンも分かっているので、一緒に上がってくる。

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線香やロウソクの火が怖いのか、終わると1階に一目散。

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さて、今日は母の日。

ここ数年は、私が忙しいのを知っているので、事前に欲しい物を決めてくれているので、考える手間が省け大変助かっている。

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今日は、時間が無かったので、かみさんに松坂屋でお弁当を買って来てもらい、3人で夕食を共にした。

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ルパンの食事も買って来た。

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自分の食事を一気に平らげると・・・・・

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人間なら42歳と言うのに・・・・・このお行儀の良さ。

飼い主の顔が見て見たい!

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 母親も、79歳。

元気ではあるが、79歳ともなると、少し心配である。

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かみさんの両親は84歳。

年齢は、必ず右肩上がりである。

3人の親の今後について、かみさんと話し合う機会も増えて来た。

かみさんは本当に親想いであり、自分の親の事は勿論であるが、私の親の心配も真剣に考えてくれているので嬉しい限りである。

今日は、母親が老いについて面白おかしく語ってくれた。

年は取りたくないが、我が行く道である。

さて、今日は母の日。

母の日って何をすればい~~んだろ~~か?

気持ちは若く、明るい母親を目の前にして、自問自答してしまった。

さて、息子からの母の日プレゼントは今日は届きそうにない。

息子への教育は、私親の役目である。

これは、親の責任である。

息子には怒りが込み上げてくるが、近くに居たら、鉄拳制裁は避けられなかっただろうが、遠距離ではそれは出来ない。

冷静になり、ラインで親父からの一言を送った。

送った後、私の頭にこの文言が浮かんだ。

Yattemise_only 教育って難しい。