カンファレンス、勉強会・・・そして契約更改
今朝の朝礼で、医局長の戸塚先生(通称:ユー)から、診療後に医局でカンファレンスとドクター勉強会を開催するという報告があった。
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予定通り、診療後にまずは、カンファレンス。
2症例のカンファレンスを行った。
両症例とも、他科(藤枝市立総合病院)との連携治療をしている患者さんであり、今後の治療方針の確認と丸山歯科医院としての方針確認を行った。
患者さんの利益が最終的に、最大限になる為には、丸山歯科医院として何をすべきか、また患者さんにどの様な説明をすべきか、議論を行った。
専門職としての知識、情報提供は重要な責務である。
さて、カンファレンスの後は、続けて、医局勉強会。
今日の担当は、副院長。
最近の形成(歯を削ること)と印象(型取り)方法について。
新しい材料、器具が次々に開発、販売されており、丸山歯科医院で現在行っている治療方法のどの部分を改良すべきかを議論した。
さて、今日のメイン行事はこれから始まった。
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戸塚先生(通称:ユー)の契約更改である。
平成23年4月1日に丸山歯科医院に就職し、毎年この時期に、4月1日~翌年3月31日までの一年契約を税理士立ち会いの下、行っている。
今回で6回目の契約更改、つまり来月4月1日から6年目に突入することになる。
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まずは、税理士の立場から、経営状況と言う、我々医療従事者としては、一番縁遠いと言うか、出来れば避けて通りたいと言うか、出来れば聞きたくない話であるが、やはり、院長として、医局長としては知っておくべき事項であろう。
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その後、今後の診療方針、経営方針の確認を三者で綿密に行い、最後に、金額を提示した。
院長(私)と副院長(かみさん)と同じく、医局長(ユー)も年俸制を導入している。
来期の年俸を提示し、納得してくれ、署名・・・・・・
捺印をしてもらった。
毎年、契約更改の後は、さしで飲む事にしている。
ユーに何を飲みたいか聞くと・・・
「ビール、焼酎、ワイン」という答えが返って来た。
ユーが飲みたいと言うより、いつも私が好んで飲んでいる種類をあげたのだろうと思う。
相手がマサ(時森先生)なら、おそらく
「ビール、ハイボール、テキーラ」と答えていたのだろうと推測した。
気遣いは大事である。
一軒目は、2人酒には丁度良い落ち着いた居酒屋「さつま」に決定。
ここは、落ち着いていて、丁寧な料理を出してくれるお店である。
私は、刺身盛りを注文。
まずは乾杯!
丸山塾では、基本ビンビールを採用している。
生ビールも良いが、私は、さしつさされつ・・・・という飲み方が好きなので、今回の乾杯は瓶ビール。
ユーに「何か注文して・・・・・」と言うと・・・
竹の子、茄子などの旬の天ぷら
と季節の温野菜を注文した。
ヘルシーだ。
私もユーも草食動物である。
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ビールの後は、九州の芋焼酎「黒白波」。
大学時代の「さつま白波」に比べると、かなりマイルドな味に仕上がっているが、他の芋焼酎に比べ、焼酎の独特の臭さが残っており、これが堪らない。
学生時代は、この臭さが大嫌いだったが、今は当時の臭さを追い求めてしまう。
最初は2人で飲んでいたが、途中で、歯科医師の先輩であるA先生が来店され、約15年振りくらいの再会にビックリした。
「ご無沙汰してます。」
ご挨拶をして、焼酎に合うアテと言えば、やはり〝めざし焼き” である。
焼きたての熱々の塩の効いたイワシを食べ、芋焼酎で飲み込む。
贅沢な食材ではないが、絶妙な組み合わせである。
通が好む組み合わせではないだろうか。
2軒目は、「NaKayaSu」。
ユーがオーダーしたワインを飲む為である。
ここでの至高の組み合わせは、赤ワインにフォアグラの串焼き。
ここのフォアグラは、今どきの若者言葉を借りれば、本当にヤバイ!味である。
口に入れた瞬間、とろける。
口いっぱいに広がるフォアグラの香りと脂身を、赤ワインのタンニンで中和して飲み込む。
赤ワインに合う焼き鳥を、マスターにお任せで焼いてもらった。
私は、酔っぱらうと時間の感覚が麻痺してしまうので、今日は12時まで飲もうと宣言し飲み始めた。
宣言通り、12時15分前に最後の赤ワインを注文し、12時にNaKayaSuを後にした。