« 大会前夜のルーティーン | メイン | さみしがり屋のルパン »

2016年3月 6日 (日)

気合いが足りず・・・・・意気消沈・・・・今回のレースで学んだ事

昨晩は8時30分に就寝。

7時間30分睡眠をとり今朝は4時に起床。

体重計に乗ると53.45キロ。

2週間前の55.25キロから、1.8キロの減量。

体は軽い。

やるべき事はやった!

そう自分に言い聞かせ、朝飯の準備にとりかかった。

P1030340

スタートは8時20分。

4時間前の4時20分に朝食開始。

4時間前に食事をとるのはマイルール。

P1030320

ご飯200g 336Kcal

生卵90Kcal

汁物

オレンジジュース70Kcal

牛乳50Kcal

あんぱん116Kcal

P1030322

朝食の上限は600Kcalと言われている。

それ以上は吸収できずウンチになるだけらしい。

水分が多いので、上記合計は662Kcal。

体重計に乗ると54.10キロ。

私は、1Kcalで約1g増えるので、662Kcal摂取で650gの増加、予定通り。

P1030327

朝6時、かみさんに藤枝駅まで送ってもらった。

緊張感は無し。

清々しい気持ちでスタートラインに立った。

8時に整列ブロックが閉鎖されるので、7時50分のBブロックに入る。

申告タイムでA~Fブロックに分けれれている。

私は3時間20分(200分)申告でBブロック。

昨年の気温5度で雨という悪天候で30分の待機に比べれば、今日の気温12度で晴天は極楽である。

1キロ4分44秒で42.195キロ走ると3時間19分45秒(199分45秒)である。

GARMINの時計で平均ラップが4分43秒をキープして完走を目標にスタート。

GARMINでは4分44秒00~4分44秒99まで4分44秒と表記されるので、4分44秒では危ないので4分43秒である。

まずの最低目標は中間地点の21.1キロの看板を通過時に100分での通過である。

平均ラップだけを見て走る。

ラップは4分42秒。

よしよし。

GARMINの時計で4分42秒で21.1キロの看板を通過。

1.8キロの減量の成果か体が軽い。

良い調子だ!と思い通過タイムを見ると、100分9秒。

っ??

おかしい?と思い時計を見ると、21.29キロであった。

190メートルロスしていたのだ。

給水やら道のカーブやら人を抜かすコース取りで大回りになった積み重ねが190メートルになったのだろうか。

これは想定外である。

4分42秒ペースでの190メートルのロスは54秒のロスである。痛いロスだ。

前半で貯金をしたつもりが、9秒の借金だ。

マ・ズ・イ!

テンションがガタ落ちだが、ジタバタしても仕方が無い。

ここからが勝負だ!と自分に言い聞かせ、気持ちをリセット。

4分42秒ペースでも9秒の借金という事は、後半の21.1キロは4分41秒で行かないと9秒の借金は返済できない。

やるしかない。

少しペースを上げた。

35キロ通過地点で、何とか9秒の借金を返済。

足の筋力、気力はまだ残っている。

ここからが本当のマラソンだ。

ここ35キロ地点は、昨年、心が折れた雪辱の地点である。

周りのランナーも、ほぼ皆減速し始めている。

皆も苦しみ始めている。

周りのペースに乱されない様、GARMINの時計と、にらめっこしながら進む。

行けるぞ!

GARMINの時計で4分42秒の平均ラップを維持し、4分41秒ペースを意識し快走。

38キロ地点を過ぎ、ラスト4キロの看板が目に入った。

もう少しだ!

高校の友人I氏とハイタッチ!

夢にまで見た200分切りだ。

っ??

どうした?

足が前に出ない・・・・。

息も急に苦しくなってきた。

ど~~した?

あと4キロじゃないか。

頑張れ誠二!

頑張れ!

足が急に重くなってきた。

ここからだ。

ここまで頑張ったじゃないか、あと4キロだ。

頑張れ!

気合いだ!

4分47秒まで減速。

まずい。

次の1キロは4分48秒。

まずい。

徐々に減速してくる。

40キロ過ぎからは5分まで減速。

万事窮すか?

まだあと2.2キロある、まだ取り戻せる。

41キロ経過時点で時計を見ると、200分切りは難しいことが判明。

万事窮した。

テンションガタ落ち。

一気に減速。

200分切れないなら、もうど~でもい~や!

一度落ちたテンションは、元には戻らない。

意気消沈しながら、無念のゴール。

GARMINの時計を見ると、総走行距離44.47キロ、4分44秒/キロ、200分56秒(3時間20分56秒)

総合1122位(12000人中)、年代別87位。

昨年は総合1138位(3時間21分55秒)だったので僅かながら進歩した。

根性が足りなかった。

GARMINの時計では42.2キロでは199分23秒で通過していたが、距離ロスを想定しなかったのが原因でる。270メートルのロスは最初から想定すべきだった。

悔しいと言うより、意気消沈である。

がっかりとした気分で写真撮影。

__

さて、静岡駅構内の居酒屋で反省会。

P1030328

まずは乾杯。

2週間ぶりのアルコール。

美味い!

掛川で まさい歯科医院を開業している同級生の政井先生、鈴木勇さん、鈴木亨さんと4人で、今日だけはカロリー気にせず、今日は食べるぞ!

P1030331

おない年の鈴木勇さん。

50代のフルマラソン静岡県ランキング1位である。

2時間48分は、異次元の走りである。

200分切りができなかった原因を聞くと、「気合いが足りない。」と即答。

「足が痙攣しました?足が痙攣するまで走らないと記録は出ないですよ。私はいつも最後は足が痙攣するまで追い込んでますよ。」とバッサリ切られた。

P1030335

同じく200分切りを目指して頑張ったが夢破れた鈴木亨さん(勇さんの弟)と来年こそはと思いを込めて乾杯!

話の中で、亨さんとは同じ匂いがした。

ここ3ヶ月は、キャベツと豆腐中心の食生活を続けて減量をしてきた事、昨日、一昨日のカーボローディングでの炭水化物中心の食事の美味い事、美味い事など、同じ道を歩んできたことで話が盛り上がった。

私は、1.8キロ減量、亨さんは2.0キロ減量したそうだ。

今日は、何も気にせず食べるが、明日からはまた、キャベツ生活をすると宣言した亨さんであった。

P1030337

勇さんは35キロ地点で、亨さんは40キロ地点で、足が痙攣し始めたと聞いてビックリ。

私と政井先生は、そ~~か、痙攣するまで追い込むのかと・・・・・・・。

気合いが足りないのか。

結果を出している勇さんから言われると、何も言えない。

P1030334 

ビール3杯ずつ、焼酎ボトル2本、久しぶりの酒盛りで酔いました。

しかし、世の中気合いなのか?

やはり気合いは大事だ。

根性、気合いが足りなかったのは反省すべきだが、自己記録を59秒更新できたことは唯一明るい材料であった。

この年でも、記録更新できるのは、やはり面白い。

今回のマラソンで学んだ事

①記録達成には、気合、それも痙攣するまで追い込む凄い気合が必要だと言う事

②ギリギリでの目標達成を狙うと、想定外が起きた時、対応できないので、余裕を持った戦略設定が必要だと言う事