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2015年11月12日 (木)

桧峠挑戦

先日CUBEの化け物連中、さらに患者さんのNさんに教えてもらった「桧峠」に挑戦することにした。

皆さんは口を揃えて、壁だと表現したが、CUBEのSちゃんだけは、桧峠は単なるコブだと言っていた。

どちらの表現が適切か、壁かコブか、自らの足で検証することにした。

ネットで場所を確認。

TTバイクでは危ないというアドバイスを頂いたので、ロードバイクを整備して、いざスタート。

81号を進むと、215号の看板を発見。

ここだ。

ついに、この時が来た。

ドキドキ、ウキウキ、興味津々である。

P1010372

暫く進むと、20%勾配を示す看板。

いよいよである。

P1010337

右側を見ると、この傾斜である。

まさに20%。

P1010339

上り口に、ここから300m徐行の看板。

徐行ってか?

どう考えても徐行しか出来そうにない。

取り敢えず300m頑張れば、少し傾斜が楽になるのかな?

P1010340

よ~~し、たかが300mだ、気合いで行くぞ!!

P1010347

間もなく、徐々に徐行どころか、前に進まなくなってしまった。

そして、頑張ったが、100mくらいで完全に停止。

やばい!

急いで、クリートを外そうとしたが、外れない。

このままでは下に転げ落ちてしまう。

ブレーキをかけバランスを取ろうとするが、ついにそのバランスにも限界が来た。

冷や汗が出た。

そのまま左側に転倒。

この傾斜での再度乗ることは私の筋力では危険である。

怪我したら、元も子も無い。

悔しいが、本当に本当に本当に悔しいが、傾斜が緩くなる所まで無念の手押し。

屈辱の手押し。

P1010352

暫く手押しすると、右側へのちょっとした農道を発見。

そこに自転車を置き、そこからリスタート。

再度挑戦。

斜度は、相変わらず私の脚力には厳しい物だったが、最初の斜度に比べれば多少緩やかな気がする。

気合いを入れて・・・・・・・・・。

暫く頑張ったが、またしても、スピードが落ち、二度目の横転。

またまた、横の道を探し、三度目の挑戦。

今度は、三度目なので、策を練った。

斜度を緩くするため、蛇行しながら上る作戦を立てた。

策が功を奏し、そこからは、何とか順調に進んだ。

P1010357_2

何とか、押すことなく登頂に成功し、Sちゃんに、「確かにコブっちゃ~~コブっすね~。」

と強がり発言をするつもりであったが、手押し+二度の転倒では・・・・・・・・・・・・・・。

すっかり自信喪失・・・・・。

上ったは良いが、この斜度を上ったという事は、この斜度を下るという事である。

滅茶苦茶怖い。

終始ブレーキをかけているので、握力が無くなって来た。

ガッ・ガッ・ガッ・っと上って、一気に急降下するジェットコースターそのものである。

桧峠はヤバい。

前に回ってしまうんじゃないかと不安になるほどの斜度である。

Sちゃん、Hさん、Nさん・・・・・・・・・・・・

桧峠は、ヤバイっっす。

悔しいけど、無理でした。

私の前に立ちはだかったのは、コブではなく、壁でもなく、危険な激坂だったっす。

 .

桧峠を単なるコブと表現したSちゃんを以ってしても〝壁”だと表現させる「浜石岳」はどんなんだろう???