マラソン記録と体重の関係
今日の晩から明日にかけ東京出張である。
さて、レース1週間前に行う恒例儀式がある。
10キロ走である。
今の筋力、肺能力、ミトコンドリア量、体のバランスを含めた総合的な走力を知るために、必ず行っている。その走力により、本番でのレース配分(作戦)を練っている。
しかし、スケジュールとアルコール(懇親会、商談)を考えると、明日の朝走るのは困難かもと判断し、一日早い今朝、行う事にした。
.
朝、牛乳一杯とウィダーインゼリーを飲み、玄関に向かった。
本番で使用する予定の勝負シューズを、玄関に置いておいた。
っん??
な・な・な~~に~~~~!!
ルパンの仕業だ!!
仕方ない。
ハサミでチョキン。
セロハンテープを巻いて、何とか修復。
ったく、手間を取らせやがって・・・・・・・・。
.
でも考えて見れば、この分だけ軽くなったから、ちょっとはゴールタームが早くなるかな~~~?
帰宅後、気になって、調べてみた。
.
体重とマラソンのタイムとの関係については、福岡大の田中教授の説である1kg=3分説が日本では定説となっているようだ。体重1kgの増減でフルマラソンのタイムが3分増減すると言うもの。しかし、これは2時間半で走るアスリートの話であるらしい。つまり我々一般ランナーなら3分以上となる筈だ。
そこで更に調べると、移動エネルギー量の学術研究者が立てた仮説の公式があった。
55kgが42.195kmを3時間22分で走る。(私の今春の記録である。)
この際の運動量は 55kg × 42.195 km = 2320.725 Kg・km
これを1時間あたりの運動量に換算すると 689.3 kg・km/1時間となる。これの逆数をとると1時間/689.3Kg・km。
私が5kg減量して42.195km走ると、 50kg × 42.195 km × 1時間/689.3 kg・km = 3.0607時間 = 3時間3分39秒。
なるほど。実に理論的だ。
.
これは面白い。
では、私がサブスリー(3時間切り)をするには、3÷42.195×689.3=49キロ。
頑張れば出来ない減量ではない?
.
では世界新記録の2時間2分57秒で走るには、2.049÷42.195×689.3=33.47キロ
今朝の体重は55.35キロあと21.88キロの減量。
よ~~~し!!
っな訳ないしょ。