野郎だけの夕食
かみさんが留守なので、息子二人と私とルパン、全員男の暮らし。
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いつものペースを崩したくないので、かみさん在宅中と同じく、飯の買い出しと飯作りは私が、
洗濯と飯の後片付け(皿洗い)は息子二人に分担させた。
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飯作りと飯の後片付けは、それほど苦ではないが、洗濯だけは、ど~~も性に合わない。
言ってみれば、苦痛である。
これだけは、やりたくない。
ど~~してか分からないが、洗濯だけは、ど~にもこ~にも、やりたくない。
何故か分からない。
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食べ物でも、嫌いな物があるのと同じだろうか。
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・・・という訳で、息子にさせている。
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診療後、空手着に着替え、空手に行き、帰りにスーパーで夕食の買い出しをし、帰宅してから腹を空かした息子とルパンに、急いで夕食作り。
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今晩は、鍋。
鍋は楽である。
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鶏肉をドサッと入れて、キャベツ2/3個を適当に切って、ニラ2束、椎茸、舞茸、エリンギ、シメジ、エノキ各1パックを土鍋に詰め込み蓋を閉める。
大きな土鍋だが、量が多過ぎて閉まらない。
しかし、熱を加えることにより段々閉まってくると思ったが、結局、量が多過ぎて最後まで完全には閉まらなかった。
ボリュームがあるが、鶏肉以外はほぼカロリーが無いので、ヘルシー鍋。
土鍋に山盛り一杯詰め込んで、煮込んで、野郎3人で、一気に食う。
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私は成人なので、ビールで乾杯。
息子はまだ19歳で未成年なので、ウーロン茶。
ルパンは、水道水。
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大学4年間での目標、卒業後の目標について、語り合った。
実現できるかどうかは別として、2人とも、明確な、しっかりとした目標設定があり、安心した。
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目標設定は大事である。
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私も、次の目標を設定しなければ・・・・・・・・・・・、息子の話を聞いて刺激を受けた。
夢のある話は、い~~~もんだ。
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ビールの次は、日本酒を飲みながら、息子と話をした。
アルコールを飲むと、ど~~も話が長くなってしまう。
相手が息子となれば、尚更である。
今日は、かみさんがいないので、私を止める人間が誰もいない。
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たまには、い~~じゃん。
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鍋を見ると、とっくに空になっているではないか。
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〆はちゃんぽん麺。
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お腹一杯になった。
話のお腹も一杯になった。
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自分のペースで食べ、自分のペースで飲み、自分のペースでしゃべり、気がすんだら終了。
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「じゃ~~~後は頼んだぞ。」
後片付けを頼んで、テーブルを後にした相変わらず我儘な親父であった。