エネルギー補給を意識した30キロお試し走
今朝は、8時に起床。
昨晩は、仕事の雑務に追われて、寝たのが1時であった。
7時間熟睡できた。
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さて、いつもなら、味噌汁を作り、卵ぶっかけご飯に、納豆とキャベツの千切りといきたい所だが、今日の朝飯は、amino VITAL、スローバー、そして梅干しである。
アイアンマンレースを想定しての実践練習である。
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通常のフルマラソンは、レース開始3時間前から十分なエネルギー補給をして、スタート地点に立つ時は、エネルギー満タン状態である。
しかし、アイアンマンレースでは、フルマラソンの前には、3.8キロのスイムと180.2キロのバイクを走破しているので、エネルギーは、どちらかというとエンプティーに近い状態である。
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車で言えば、エンプティーランプが点灯している状態であろうと想像している。
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そのエンプティーランプが点灯している状態を想定し、走りながら少しずつガソリンを入れ続け、ガス欠にならない様に、省エネ走法で走る訓練である。
走りながら食べる、食べながら走る、どちらが適切な表現だろうか。
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今日は、30キロをゆっくりとしたペースで走るLSD.
4時間かけて30キロを走ったが、エネルギーが無くなってくると体の動きが悪くなるのが体感できたのは収穫であった。
エネルギーを補給して15分程すると、不思議と体の動きが良くなるのだ。
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〝腹が減っては戦が出来ぬ” とは、名言である。
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ハンガーノック
により、レースをギブアップする選手も少なくないと聞く。
「ハンガーノック」とは、長時間の運動の途中でエネルギーが完全に枯渇してしまい、急に筋力が抜け、動けなくなる現象を言う。
肝臓や筋肉に蓄えられたグリコーゲンが消費し尽くされて起こるため、一度なってしまうと再び食事をしてカロリーを摂取しても吸収するだけの体力すら残っていないため、休んでも食事を摂っても回復しないらしい。
完全の枯渇する前に、エネルギー補給するしか方法はないのだ。
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今日は、そんな事を頭で考えながら、体の声を聴きながらの30キロ走となった。
ハンガーノックなんて、今まで考えたことがなかったので、今日は新鮮な気持ちで、練習に臨めた。
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アイアンマンレースの先人の格言に、
「レース中、体の調子が良く、スピードを上げようと思うのなら、スピードを上げるよりエネルギーを補給しなさい。」
というのがあるくらいだ。
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〝エネルギー補給” アイアンマンレースのキーワードになりそうだ。
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夕方からは、恵空館道場での空手の稽古である。
午後5時~7時までが小学生~一般の合同練習。
午後7時からは、茶帯と黒帯のみの特別稽古。
ガラが悪そうだが、写真の光度の関係である。
我が恵空館道場生は、皆、ガラが良い人ばかりである。