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2015年2月13日 (金)

丸山歯科医院の金曜晩と言えば・・・・・・

毎週金曜日はエビデンス勉強会。

診療後なので、有志による勉強会としている。

花金なので、用事があり直ぐに帰るスタッフも多い。

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しかし、何事も節操は大事であると私は考えている。

午後の診療は6時30分まで。

その20分後、つまり6時50分に開始できなければ延期としている。

今日は6時48分に開始できた。

時間の制約があった方が、人間は無駄のない効率的な行動ができるのではないだろうか。

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今日の解説者は9番の個室で予防専属歯科衛生士をしてくれている杉本和香奈さん。

テーマは、「インプラント体の表面性状と表面構造をどう考えるかーチタンとフッ素の関係ー」

東京での講習会で学んで来たことを解説してくれた。

何事も裏と表がある。

同じ物でも見る角度により全く違ってくる。

医療も、見方により、いろいろな考え方ができる。

いろいろな角度から、またいろいろな研究者、臨床家の意見を勉強し、ある特定の先生の意見に偏重することなく、常に冷静な判断をしなければならないと思っている。

今日のテーマも、いろいろと議論すべき点があり、検討の余地ありと判断された。

検討の結果は、近日中にHP上でアップする予定である。

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 さて、その後は、恒例の金曜の医局勉強会。

今日の担当は私である。

いつもは一つのテーマとしているが、欲張りな院長の特権で、二つのテーマを行った。

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一つ目は「オーダーメイドの審美修復」

歯科材料の進歩は著しく、しっかりと整理すべきと考えた。

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第二のテーマは「ナナシクラスプ」P1060110

クラスプとは、入れ歯の針金である。

これまた、非常に奥が深い。

100人いれば、クラスプの設計は100通りになると言っても過言ではない。

それだけ奥深く、それだけ難しい。

逆に、それだけ面白く、それだけ勉強し甲斐があるという事だ。

超高齢化社会が待ち受けている今後の世の中、非常に有用であり、避けては通れない事である。

大変、勉強になった。