診療ズボン25年振りにリニューアル
先日頼んでおいた診療用ズボンの裾上げが完了した。
袋を開けると、切れ端も入っていた。
これだけ私の足が長ければ、裾上げする必要がなかったのか・・・・
測って見ると14センチ。
ちょっと無理かな?
さて、開業以来19年間ずっと、同じメーカーの同じサイズのズボンを買い足して履き続けて来た。
いや、大学卒業後、最初の歯科医院での勤務医をしていた時に配布されて以来、敢えて変えることなく採用して来たので、多少のマイナーチェンジがあったにせよ、25年間、同じメーカーの同じサイズのズボンを履いて来た一途な私である。
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しかし、ここに来て、買い足して来た多くのズボンを一掃処分する決断をした。
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最大の理由は、サイズが合わなくなった事だ。
ここ25年間、Mサイズ(ウエスト76~79センチ用)を履いて来た。
10年ほど前には、ウエストが異常に成長し、前のボタンを外して履いていた時期もあった。
そろそろLサイズに変更しようかな~と思った時期もあったが、貧乏性の私は、まだボタンを外せば使えるからと履き続けてきた。
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しかし、ここ2、3年で今度は逆に、ウエストが退化の道を歩み始めた。
全盛期には約80センチまで成長したウエストも、今は73センチ。
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そんな訳で、今までのMサイズでは、ブカブカでずれ落ちてきてしまう様になってきた。
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1年ほど前から、かみさんに、新しいの買いなよ!と言われ続けてきたが、貧乏性な私は、大は小を兼ねる!という持論のもと、今日まで履き続けてきた。
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しかし、身に着ける物は最小限にしたい主義の私。
この時期でも、裸足であり、上は肌に直接白衣(スクラブ)を着ている。
さすがに診療中はズボンの下には下着を履いている。
しかし、ジョギングなどの運動時には、基本的に、下も下着はつけていない。
自然に一番近い状態が好きなのだ。
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さて、大は小を兼ねると言っても、さすがに、最近はベルト無しでは、腰まで落ちてきて、ブレイクダンサー張りのファッションスタイル。
更に、棚の上の物を背伸びして取ろうとすると、下の下着がお目見えすることから、かみさんから、「公然わいせつ罪で訴えられるよ!」との忠告を受ける事、度々。
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これは、大は小を兼ねる所の話ではなくなってきた。
もったいない話で済まされる問題でもなくなってきた様だ。
犯罪だから・・・・・・・・。
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と言う訳で、遂に重い腰を上げる決意を固めた。
折角なので、メーカー、サイズ全てをリニューアルすることにした。
Sサイズ(73センチ用)を購入。
生地も軟らかく、履き心地は今までのより、ずっと良い。
久しぶりに自分の体にフィットした心地良い診療ズボンを履いた気がする。
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今までは、ズボンがずり落ちて気持ち悪いので、1日に何回も何回もズボンを上げていたが、今日からは、その必要はなさそうだ。
実に気持ちが良い。
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こんなに気持ち良ければ、貧乏性を返上し、もっと早く買えば良かった。