リバティーで開催された第8回藤枝駅伝大会に参加した。
昨年10月の島田大井川マラソン以来3か月ぶりの大会である。
どんな小さな大会でも、アドレナリンが放出されるのが分かる。
この何とも言えない日常では味わえない精神的刺激が好きである。
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さて、今回は九州歯科大学OB会というチーム名でエントリー。
後付けならぬ先付けである。
つまり、名前を決めて、それからメンバーを集める暴挙に出たのだ。
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トップバッターの1区は一番若い戸塚悠先生、ご存じ丸山歯科医院医局長である。
長男の誕生および仕事で走る時間が無い中、時間を作り秘かに練習を積んだようで、
「ユー、ラストスパート!」の声に応え、激走の末、自己新記録達成。
1区の役目を十分に果たしてくれた。
やる時はやる男である。

2区は乾琢眞先生、麻生歯科クリニック勤務。
走るのは大学の体育の授業以来という乾先生であったが、私の誘いに何のためらいもなく一つ返事でOKしてくれた。
麻生歯科魂そして九州歯科大学魂をもった男だ。
十年以上ぶりの走る練習で膝を痛めたと膝にサポーターをはめながらも走ってくれた。
その熱い想いが十分伝わった。
乾先生の写真が上手く撮れなかったので、終了後のトン汁写真で勘弁してもらう。
中央イケメンが乾先生。

3区は、静岡市でエンゼル小児・矯正歯科院長をされている杉本敬昭先生。
現在、第一第三土曜日と、最終火曜日に丸山歯科医院で矯正治療をしてくれている。
最年長ながら、テニスで鍛えた下半身、そして休館日以外は皆勤賞というスポーツジム通いをしているだけあり、安定感ある軽快な走りを披露してくれた。
普段は全く走っていないながら、私の誘いに気持ち良く応えてくれ感謝している。

4区は政井実先生、掛川のまさい歯科医院院長である。
大学時代は、硬式テニス部キャプテンでありながら、北九州駅伝という大学対抗駅伝大会に九州歯科大学の代表で出場経験のあるランナーである。
家庭の事情で、ここ一年レースから遠ざかっていたため、練習再開も一年ぶりと言っていたが、何の何の良い走りを見せてくれた。
全く走っていない状況であったにも拘らず、参加表明してくれた友に感謝。

アンカーの5区は私である。
スタート前には、みんなで楽しく走ろうと誓ったものの、襷を受け取ると闘争本能のスイッチが入ってしまう様で、1区~4区のメンバーのゴール後の姿を見ると、言いだしっぺの私が手を抜くわけにはいかない。
昨年より9秒タイムを縮めることができた。
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走っている時は、〝もう限界”、〝もう駄目だ”、〝苦し~~”と思いながら走り、沿道からの声援にも手を上げるのが精一杯。
しかし、ゴールしてしまうと、もっと走れた、まだまだ行けた筈だと思ってしまうのは不思議なもんだ。
どれだけ身の程知らずだっちゅう話だ。

しかし、5名全員が練習の自己記録を更新した様で、満足の笑顔で写真撮影。

九州歯科大学OB会チーム、一般男子にエントリーした83チーム中67位。
来年は65位以内を目指し、また来年、この場所で会おう!と誓った。
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この後は、全員で蓬莱の湯に浸かり宴会に突入する予定であったが、午後3時30分までに東京に行かなければならない仕事の用事が入り、名残り惜しいが他のメンバーと別れを告げた。
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最後に、私の個人的な趣味にお付き合い頂いた4名のメンバーに感謝の意を伝える。