栗ご飯
かみさんが友人から頂き物をした。
栗である。
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かみさんの一声で、栗ごはんに決定。
朝、かみさんが台所で栗剥きに精を出していた。
「手伝って!」
「あいよ~!」
シンクを真ん中にして右側に私
左側はかみさんが陣取り
約1.2キロの栗の皮むき合戦の開始。
威勢良く返事したものの、意外と硬く予想以上に手強い相手。
ようやく骨をつかんだぞ!と思った頃には全部剥き終わっていた。
良くある話しだ。
炊飯器に何やら調味料を入れ、ザルに入れた栗をゴソゴソっと投入し、スイッチオン!
美味しそうな栗ごはんの出来上がり。
秋を感じる食事。
自分で苦労して剥いた栗だけあって、とても愛おしく一口一口噛みしめながら頂いた。
しかし、作るのは、まこと時間がかかるが、食べるのは、まことにアッと言う間である。
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栗を剥いただけで、これだけ味わいが違うので、自給自足は、なお更だろう。
時折、脱サラして田舎で自給自足暮らしって類のTV番組を見るが、私には「アンビリーバブー!」としか映らなかったが、今日はそんな気持ちが少し分かったような気がした。