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2014年3月 2日 (日)

記念すべき第一回静岡マラソン

年間行事マラソン関係の部には、年初から順番で、富士宮駅伝~駿府マラソン~焼津みなとマラソン~大井川トライアスロン~しまだ大井川マラソン がある。

今年は、藤枝駅伝を初体験し、富士宮駅伝が雪による交通網の麻痺により中止となった。

また長年続いていた歴史ある駿府マラソンが無くなり、静岡マラソンに生まれ変わった。

年初から例年とは違う内容である。

 

その記念すべき第一回静岡マラソンが今日開催された。

 

参加人数約12,000人という凄い人数である。

こんな大人数の大会は初めて。

スタート30分前までに所定の位置に並ばないとゲートが閉まるというのも初めて。

雨の中のマラソンも初めて。

朝7時50分までに整列、こんな早い時間も初めて。

しまだ大井川マラソンは10時スタートで、スタートまでに並べばOKなので、時間的余裕はある。

 

初めてづくしの第一回静岡マラソン。

 

丸山塾の3名(時森先生、戸塚先生と私)がエントリーしたが、時森先生は体調不良により無念の欠場。

という訳で丸山歯科RCからは2名が参戦。

麻生歯科RCからは、結構な人数が参加しているという情報を入手している。

戸塚先生もフルマラソンは初体験。

麻生先生もフルマラソン初参戦だそうだ。

 

しかし、今日のレースは、雨、強風、寒さ、と大変過酷な天候であり、初体験には厳しいレースではなかったかと思う。

 

さて、今日は3時50分起床。

さすがにルパンを含め、家族は全員熟睡中。

そ~~っとキッチンに入り、オーブンで餅を3個焼き、昨晩かみさんが作ってくれた すいとん汁の中にぶち込み温める。後は4時に炊き上がるようにセットしたアツアツの御飯を丼に入れ、卵ぶっかけ御飯。飲み物は、牛乳コップ1杯と、生グレープフルーツ搾りたてジュース。

食が細い私にとって、起きたばかりの状態、また4時と言う早朝、という条件での餅3個、すいとん、丼飯、水分2杯は、世界中の飢えている方には申し訳ないが、拷問に近いものがある。

これだけ食べないと42.195キロは走り切ることができないのだ。

 

朝5時30分、藤枝駅で戸塚先生(通称;ユー)と待ち合わせ。

5時39分の始発に乗るためだ。

電車の利用者は、ほぼランナー。

5時58分、静岡駅到着。

何があるか分からないので、早めの行動をとったが、外は雨、このまま駿府公園に行くのは、体温の低下を招き危険と判断し、晴れていれば駿府公園内で行う予定であった、ストレッチ、体調調整を、ユーと相談の結果、駅構内で行うことにした。

7時30分に荷物預け終了なので、7時に駅を出発。

7時45分、雨の中、ビニール袋をかぶって整列。

滅茶苦茶寒い。

半袖、半ズボンなので、体がブルブル震えている。

 

この状態であと35分、マジか?大丈夫か?

12,000人の殆どのランナーが、そ~~思っているのではないだろうか。

しかし、私はビニール袋を被り、帽子を着用しているだけまだマシな方。

中には、帽子なし、ビニールなし、さらにはタンクトップというランナーもいる。

チャレンジャーだ!

強者である。

私にはできない・・・・・・・。

 

しかし、時間という物は、確実に過ぎる。

いよいよスタート。

 

一時雨が止み、い~~~感じの天候になたっと思いきや、海岸線の強風と寒さには苦心した。

 

今日で6回目のフルマラソン、今までの5回は全て記録を更新し続けてきたが、悪天候に阻まれ、残念ながら記録更新はならなかった。

しかし、フルマラソンは何回走っても、やっぱり42.195キロは長い、30キロ過ぎからの1キロがやけに長く感じる。

30キロ過ぎからの1キロは、しっかり計測したら1.5キロくらいあるんじゃね~~のと疑いたくなるくらいである。

 

さてさて、今日の記録は3時間27分25秒、総合順位1309位。

不本意な結果に終わってしまった。

練習量、体調、仕上がりは今までの中で一番良く、記録更新の自信があっただけに、悔し~~~~~。

 

記録はパッとしなかったが、嬉しい事も沢山あった。

 

嬉しかった事その一、ユーは初フルマラソンでいきなりサブ4を達成したこと(3時間51分?秒)

 (ハッキリ言って初マラソンサブ4は快挙である。ちなみに私はサブ4達成に3年を要したが、ユーは年末にフルマラソン参加表明し4ヶ月足らずで見事達成、若いって凄い!)

嬉しかった事その二、高校の同級生のIさんが応援してくれたこと

嬉しかった事その三、かみさんが応援に来てくれたこと、また寒かったので、ゴール直後にホットココアの差し入れをしてくれたこと

嬉しかった事その四、母親が寒い中、応援に来てくれたこと

嬉しかった事その五、杉本先生、川野大先生が応援メールをくれたこと

嬉しかった事・・・・・・・・

まだまだあるが書ききれないので嬉しかった事シリーズはここで終わり。

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 さて、あれだけ朝飯を食べ、静岡駅で、カステラとウィダーインゼリーを飲み、レース中はエナジージェルを3本摂取したにも関わらず、お腹がペコペコなので、かみさん、ユーと3人で、近くのサイゼリアで昼食を摂ることにした。

この3人は、丸山歯科の医局部のメンバーである。

3人だけが揃うのは、月一の医局部ミーティング以外では初めてかも知れない。

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さて、初めてずくしは、まだ続きがある。

ゴールは清水駅なので、昼食後、藤枝駅までの切符を買おうと改札の切符売り場に向かうと、そこには目を疑う、驚愕の風景が・・・・・・・・・・・・。

駅に直結する、270度のアーケードが全て人で埋まっている。

何百メートルというアーケードには数千人という人数が待機しているのである。

全員、切符を買うのに並んでいる人なのだ。

 

この人数では、切符を買っても乗れないだろう。

何時間待ったら、無事電車に乗ることができるのだろうか?

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静岡で長男と待ち合わせをしていたので、タクシーで近くの駅までワープすることにした。

この案が功を奏し、ちょい待ちだけで、無事電車に乗ることができた。

 

無事、長男と合流し、自宅に帰った。

 

夕食後、長男が、ジョギングして来ると言うので、父さんと一緒に走ろうと提案し、フルマラソンの強い刺激の後の筋肉ほぐしのアクティブレストを兼ね、6キロの夜間ジョグを楽しんだ。

息子と走るのは久しぶりである。

親子で走るのは、非常に嬉しく楽しいひと時である。

私は、おしゃべりなので、一方的に私が喋り、息子が一方的に聞くという一方通行会話であるが、時折質問をすると、鋭い答えが返って来るのにはビックリする。

人生学では負けないが、いわゆる(受験)国語では悔しいが勝てない。

 

体だけでなく、脳も成長した息子を頼もしく感じた。

 

家では、ハッキリ言って、息子と会話することは殆どない。

かみさんは、すごく息子に話し掛け喋りまくるが、私は家では無口である。

 

一人がしゃべると、一人はしゃべらないと言うより、喋るタイミングがないのだ。

 

運動なら、なんぼでも付き合う。

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また、一緒に走りたいと思う。