想い出作りの峠越え
双子の息子の親離れまで、あと1週間とカウントダウンに入った。
丸山家は、連日、引っ越し準備で大忙し。
今日も、朝6時30分、全員強制起床し、引っ越し準備開始。
予定業務が一段落した、午後2時30分、高校3年間、足となってくれた静岡駅近くの駐輪場に停めてある自転車の移動を開始することにした。
2人の息子の通学用自転車と、かみさん用のママチャリ計3台が駐輪してある。
かみさんからは、レンタカーを借りての運搬を提案されたが、それでは芸がない。
勿論、タダではない。
「自転車は移動するための道具である。静岡から自宅までは、走る距離だ。当然、乗って帰る。」と反論。
想い出作りに3人で乗って帰りたくて仕方がない私。
こんなツーリング日和に、ツーリングしない手はない。
めんどくせ~~親父と心の中で思っているのを承知でゴリ押し。
親父の権限である。
という訳で、かみさんの車で駐輪場まで移動。
かみさんとルパンに別れを告げ、楽しいツーリングのスタート。
2人にとっては初の宇津ノ谷峠越え。
約1キロ続く上り坂。
18歳という若者であるが故、余裕のライドであるが、まだまだ負ける気がしないと負けず嫌いの親父。
上り坂は、走るより自転車の方がきつい。
頂上の宇津ノ谷隧道 (昭和第一トンネル)にて、タイマーにて記念写真。
ここで、それも自転車で、それも3人で、それも記念写真を・・・は間違いなく最初で最後であろう。
岡部宿に入り、柏屋で、柏餅を食べ、小休止。
ここでまたも、記念写真。
息子にとっては、迷惑行為だったかも知れないが、私にとっては、とっても良い想い出になった。
今後も、私が元気な内は、迷惑行為を続けるつもりである。