4つの財布
もう一年受験勉強をしたいと言う、何とも勉強好き?な二人の息子。
家族会議の結果、修行の場を東京に決めた。
18年間、共に生活した2人の息子が、2人同時に一気に家から居なくなるので、寂しさ半分、2人分の引っ越し準備で大忙し半分のかみさん。
そんな中、かみさんが食卓に4個の白い箱を置いた。
「何、これ?」
「開けて見てよ。」
使えば使う程、味の出ると言う、made in Italy の三つ折りの革財布。
コンパクトなのに、カードOK.
小銭OK.
札OK.
最近、コンパクトな財布に凝っていて、この手の物が欲しかったので、丁度良かった。
現在、10個の財布をTPOに合わせ使い分けている。
けっこう、こだわりを持っている。
4人が離ればなれになるというので、色違いの4つの財布を購入してくれたかみさん。
かみさんの気持ちが良~~く分かる私は、テンションがあがったが、息子の反応はいま一つ。
ま~~~~、こんなもんである。
”親思う心にまさる親心” だ。
さて、テンションが高い私は、大きい声で、「父さんは黄色が欲しい!」。
結局、私が黄色、かみさんがピンク、長男が深緑、次男が茶色をセレクト。
18歳の男が好むような物ではないが、大事に使って欲しい。
失くしたら許さんぞ!
一番先に失くしそうなのは・・・・・・・・・、やべ~~~、気を付けなければ・・・・・・・・・。
早速、明日からメインでこの財布を使用することにする。