2月22日
インターネットで「2月22日生まれの有名人」で検索すると、世界中の有名人がパッと供覧できる。
1984年2月22日の欄を見ると、今の所、名前が載っていないが、将来載るかも知れない人物がいる。
我が医局長:戸塚悠(通称:ユー)である。
”可能性は0ではない。”
さて、女性スタッフの誕生日には、副院長(かみさん)チョイス、男性スタッフには、院長チョイスのプレゼントを渡している。
決して高価な物ではない。
気は心である。
今日で、ユーは30歳。
丸山歯科医院に来て4年目である。
就職したばかりの頃は、まだあどけなさが残り、どことなく頼りなさがあったが、最近のユーは別人である。
人間的にも、歯科医師としても、一回りも二回りも成長した。
ユーは、真面目であり、与えられた仕事はキッチリと確実にこなすタイプである。
中には、仕事を頼んでも、やっているのかどうか分からず、さりげなく遠回しに探りを入れないといけない人もいるが、ユーの場合は、酒の席の約束でも、逆に頼んだ方が忘れていても、期日までに確実にやってくるので、信頼できる人物である。
さて、30歳、孔子曰く、30歳にして立つ。
ま~、ようやく大人の仲間入りと言ったところだろうか。
20歳が成人式だが、私もそうであったが、ユーも20歳の時は学生の分際。
親の援助で、生きていた時期であり、成人なんてとても言えた状態ではなかった。
社会人を経験し、自分の稼ぎで生計を立て、ある程度、仕事も覚え、社会貢献できるようになって初めて成人と言えるのではないだろうか。
そんな意味も込めて、”大人の味覚” をプレゼントに選んだ。
これは、脇役の分際ではあるが、中途半端な主役であれば、その主役の存在感を消してしまうほどの凄みを持っており、普通はしないが、場合によっては単独で主役とも成り得るものである。
プチ贅沢品なので、我が家では、偶にしかお目にかかれないが、冷蔵庫内に発見すると、テンションが上がる逸品である。
奥さんと堪能してくれれば幸いである。