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2014年1月 1日 (水)

寒稽古

明けましておめでとうございます。

今年も丸山歯科医院を宜しくお願い致します。

 

さて、私の一年は、寒稽古で始まる。

 

5時に起床。

毎年の恒例である。

 

昨晩の残りの年越しそばを温め、胃袋に入れる。

洗面所の行き、髪の毛を整え、道着に着替える。

ホットコーヒーで目を覚まし、5時40分に自宅を出発。

 

5時48分、集合場所の大井川町舎に到着。

 

今年は小学校1年生から高校生までの少年の部の生徒32名とその父兄、そして一般の部9名が参加。

 

寒さで身が引き締まる寒稽古、一年のスタートにふさわしい行事である。

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5時55分、檪村惠之助師範の挨拶から始まり、5時58分吉永海岸に向かって出発。

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辺は真っ暗。

小学生も中学年くらいになると、喋りながらそれなりに楽しそうに歩くが、小学校1、2年生は何事が起こっているのか理解できていないのか、それとも眠くて寒くて暗くて頭が働かないのか、真顔でかつ全くの無口である。

ま~~~これもまた修行である。

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35分程歩くと、目的地である吉永海岸に到着。

前方に、多くの父兄が暖を作って待っていてくれている。

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15分休憩し、6時50分、ジャンバー、手袋、靴、靴下を脱いで、道着のみに。

 

よ~~く冷やされた砂利の上は、何とも言えない感触、感覚である。

年に一度だけ味わうことが出来る、寒いを越えた痛い感覚。

 

師範をはじめ恵空館道場生全員が同時に行う寒稽古、否が応でも一体感が出てくる。

 

整列し、日の出と共に

「合唱~~~~!」

手を合わせ、暫く、願い事を・・・・・・・・・。

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「なおれ!」

 

準備体操までは裸足で。

砂利や石があり、怪我が心配なのと、さすがに思いっきりできないので、ここからは靴を履いての稽古。

まずは全員で基本稽古。

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その後は、演武。

黄色帯の「平安初段」から、帯の色ごとに集まり形を披露。P1040099

 

そして、「五本組手」という約束組手稽古。

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色帯の稽古はここで終了。

続いて、黒帯の演武。

詩吟に合わせて「観空大」を行った。

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私が号令を任されたので、詩吟が終わると同時に65挙動の形が終わらないといけないので、昨日も10回程、詩吟を聞きながら練習をした。

練習の甲斐があり、ほぼピッタリで形を終了することができ、ホッとした。

 

今年は、最後に檪村惠之助師範が、「半月」の演武を披露してくれた。

俺には、靴なんぞ要らんと言わんばかりに、靴を脱ぎ捨て、裸足での演武。

さすがは師範、非常に味のある素晴らしい演武を見せてくれた。

 

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生徒は一同、気を付けの姿勢で師範の演武に釘付け。

早朝の引き締まった吉永海岸の空気が、なお一層引き締まったのを皆が感じることができた。

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演武後、一般の部で記念撮影。

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けんちん汁で冷え切った体を温め、無事、寒稽古が終了。