院長の風上にも置けない私
今日は、診療が終わる直前に、右頬を手で押さえ痛くて痛くてどうしようもないので診て欲しいという若者が飛び込んで来た。
所謂 急患 である。
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早速レントゲンを撮り、応急処置を施した。
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時計を見ると、7時30分。
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山崎さんが、ゴソゴソと椅子を集め始める。
金曜晩のエビデンス勉強会の準備である。
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いつもより20分程遅い7時40分、エビデンス勉強会開始。
今日は、杉本和香奈さんが発表。
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エビデンス勉強会が終了すると、急いで自宅に・・・・・・。
今晩は、晩御飯前に、昨日のランの筋肉疲労の筋肉ほぐしのためのジョグを予定していたためだ。
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ランニング着に着替えた時、診療室に携帯と手帳を置き忘れたのに気付き、取りに行くことにした。
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コンサルルームの前を通った時、横山智恵さんと目が合った。
何かを訴えている目だ。
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っそ~~~~だ、金曜日は院内勉強会のチェック日だった。
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今朝の朝礼後に、診療後にチェックしようと約束したばかりだった。
忘・れ・て・い・た。
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携帯と手帳を置き忘れて良かった。
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もし、置き忘れていなければ、1時間以上のジョギングに出掛けているところだった。
危ない、あぶない・・・・・・・・・想像したら、冷や汗が出てきた。
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しかし、相手は大人の横山さん。
ニヤリと笑っただけで、院長の風上にも置けない私を許してくれた。