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2013年10月18日 (金)

院内勉強会

金曜日と言うと何を連想するか?

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私は・・・・・・

金曜日+昼休み=院内勉強会のスライドチェック

金曜日+診療後=エビデンス勉強会

なる公式が頭に浮かぶ。

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ここ数年の金曜日は、だいたいこの生活を送っている。

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しかし、今日の昼休みは、スライドチェックがない。

第3金曜日は、院内勉強会の本番当日だからだ。

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来週金曜日からは、また来月の院内勉強会のスライドチェックといういつもの金曜日が始まる。

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担当演者は、全部で8回のチェックがある。

発表当日で5回目の院長印を受け、残り3つのチェックがある。

月一発行の院内新聞作成である。

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さて、今日の演者は医局長の戸塚悠先生(通称;ユー)。

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今週は、祝日であった月曜日の午後8時から予演会を行い、昨日の昼休みに最終チェックを行った。

たかが院内勉強会だからと言って、手を抜くことはしない。

妥協は絶対に認めないというポリシーは、ずっと貫いているつもりである。

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今回のテーマは「診断の難しさから考えたこと」

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時として「謎解き」のような症例に出くわすことがある。

苦労して、確定診断に辿り着き、患者さんの症状が治まった時、あれこれと推測し、分析し、謎を解き難事件を解決していく名探偵コナンになった気分になる。

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今回は、そんな2症例を発表してくれた。

我々医療者は、ある時は名探偵、またある時は数学者になった気分で難問を解いていかなければならない。

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症例1は、特に難問であり、確定診断に辿り着いたスライドになった時は、難しい数学の問題が解けた時の達成感そして安堵感が伝わって来た。

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医局長らしく聴き応えのある内容で、私も非常に勉強になった。

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 「天才は1%のひらめきと99%の努力」

エジソンの名言である。

エジソンは「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」と言いたかったらしいが、私は、1%のひらめきは99%と言い切れる努力をした者だけに与えてくれる神様のご褒美ではないかと解釈している。

今回の症例も、ある種のひらめきによるものではなかっただろうか。

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発表後は、最近恒例になった副院長(かみさん)の〆の講評。

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そして、最後は、演者の好きな言葉。

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「成功は失敗の基

1回の成功などさほど難しいことではない

難しいのはそれを続けることだ。」

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時代は進化し、失敗は成功の基ではなくなったんだと気付かされた。

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さて、最後はやはり、エネルギー補充でしょう。

恒例の弁当。

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演者が注文することになっている。

ユーの選んでくれた弁当は、天神屋の「大井川弁当」。

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ユー、お疲れ様でした。

私の記憶が正しければ、今日は、確か、奥さんの誕生日。

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今晩は早く帰って、乾杯して下さい。