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2013年9月12日 (木)

勇さんからのお誘い

先週、浜松で開業されている大学の先輩である鈴木一先生の弟の鈴木勇さんより、メールが届いた。

9月22日に合同練習をしようというマラソン練習お誘いメールであった。

職場の上司も同行するということであった。

勇さんは、私と同じ昭和40年生まれの48歳、同級生である。

にも関わらず、昨年は、フルマラソンではサブ3(3時間以内)を達成し、今年のウルトラマラソン(100キロ)では初参加ながら驚異の10時間切りを果たすまでに急成長した化け物アスリートである。

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数年前は、サブ4レベルのランナーであったが、おそらく厳しい自己管理と厳しい練習を自分に課し、化け物アスリートに変身したのだろう。

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その勇さんの上司も、当然アスリート。

ちなみにフルマラソンでサブ4達成者をランナー、サブ3達成者をアスリートと呼び、それ以外はジョガーと呼ばれている。

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ようやくランナーの称号を得た私には、嬉しくも重いお誘いであったため、返信メールを送るのに、少し時間を要してしまった。

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その練習内容が、あまりにも凄く、到底ついていけないレベルの練習内容であったからだ。

さすがは、アスリートという内容であったのだ。

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それを察したのか、後日、私のレベルを考慮し、妥協した練習内容を再提示してくれた。

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それでも、今の私には厳しい内容であったが、

「ここまで提示されたら、ここは男、丸山誠二、参加するしかないでしょ。」

そう自分に言い聞かせ、参加表明メールを送信した。

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その練習に参加するための練習を、昨日と今朝、決行した。

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4時30分起床。

どんぶり飯に生卵をぶっかけ、豪快に胃袋に流し込み、完食後にコップ一杯の牛乳を一気飲み。

恒例の私の出陣式の儀式である。

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外に出ると、さすがに暗い。

P1010806.P1010805

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昨朝は、小雨の中の17キロタイムトライアル。

今朝は、28キロのタイムトライアル。

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タイムトライアルとは、自分なりの全力走。

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今朝は暑かったので、自宅前にクーラーボックスを用意した。

クーラーボックスを置こうとすると、髪の毛をとかすクシが落ちていた。

ま~~い~~。

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P1010812

P1010810

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自宅から7キロ走り折り返し、自宅前で頭から水をぶっかけ、クーラーボックスに用意したアクエリアスをポケットに入れて、また同じコースに向う。

これを2往復で計28キロ全力走である。

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昨日の17キロ走の疲れもあり、18キロ過ぎからは、どんどん減速していく。

足が前に出ない、気持ちも前に出ようとしない。

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「あと10キロだ、ガンバレ、誠二!」

「本業じゃないんだから、無理することないよ、あと10キロはゆっくり流して行こうよ!」

「駄目だ、駄目だ、来週、勇さんとの合同練習があるんだろ。」

「来週は来週、今日は今日・・・・・・」

「何が、昨年の自分越えだ?ここで心が折れるよ~~じゃ、昨年の自分越えは無理だな!」

「別に自分越えしなくてもい~~し・・・・・。」

「誠二!お前は、いつも息子に勉強ガンバレって言ってんだろ!だったらお前もガンバレよ。」

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こんな2人に自分の葛藤が繰り返された。

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息子の顔を頭に浮かべると、情けない親父の姿は見せたくないという親父のプライドが目を冷まし、力が沸いてくるのは不思議なもんである。

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20キロ地点で完全に折れかかった気持ちを、何とか抑え、完全骨折しかかった気持ちをヒビ程度に抑え、苦しみながら何とかゴール。

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ゴール後、自宅前で倒れ込んでしまった。

苦し~~~~~。

でも気持ちい~~~。

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ゴール後、汗ビッショリになりながら、GARMINの時計の記録を見る。

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おせ~~~~~!

滅茶苦茶遅いじゃんか・・・・・・・・。

こんなに頑張ったが、勇さんが提示してくれた妥協案に1キロ当たり、なんと25秒も足りなかった。

力不足である。

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車で言えば、1000ccの私が、4000ccの勇さんと合同練習するのには、そもそも無理があるのでは・・・・・・・・・・・。

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汗ビッショリである。

体から湯気が立っているのが分かる。

急いで、出発前に用意しておいた水風呂に入る。

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熱いフライパンを水に浸けた時の様に、ジュワ~~~!と音が聞こえるようであった。

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気持ちい~~~~~~~~~。

快感である。

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来週の合同練習会は、駄目元で挑む事にした。

逃げるのは好きではない。

チャレンジ精神が大事である。

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風呂上りに、リビングのソファーに横になると、ス~~~~と自然に睡眠の世界に入った。

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来客が来たようだ。

鏡を見ると、髪の毛がボサボサ。

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急いで髪の毛をシャワーで濡らして、ジェルを塗る。

クシはどこかな???

クシは・・・・・・・・・・?

クシが無い??

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「ピ~~~~~ン、ポ~~~~~ン。」

来客の様だ。

目が覚めた。

クシが無いのは夢だった様だ。

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洗面所でお湯で髪の毛を濡らしジェルを塗り、クシを入れる。

クシは定位置にあった。

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何でクシが無い夢を見たんだろ~~~?

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潜在意識だろうか・・・・・。