丸山塾
今回は、丸山塾の理念、塾訓を時森先生（通称：マサ）が業者に依頼して、布に印刷した物を持参してくれた。
この布が入っていた段ボールには、美術品と書いてあった。
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時間厳守の丸山塾、いつもの様に8時ピッタリに塾訓を全員で復唱でから丸山塾が始まった。
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今週の課題は、戸塚先生（通称：ユー）が選んだ 「自家歯牙移植による非機能歯の活用」
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不幸にして歯が失われた場合、①両サイドの歯を削ってブリッジを被せる方法、②取り外しの入れ歯、③インプラント の3つの方法が一般的に知られているが、これに加えて、非機能歯（通常は親不知）を移植する方法がある。
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発表は1人5分。
まずはユー。
きっちり5分後に、続いてマサの発表。
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2人とも、良く勉強して来ており、併せて10分ではあるが、非常に内容の濃い10分であったと思う。
内容の濃い時間、勉強会、これは予てから目指していたことであり、良い方向に向かっている。
さて、歯牙移植は当歯科医院でも行っている治療方法ではあるが、今回の勉強で、移植の新たな可能性を感じることが出来た。
発表後は質疑応答後、ディスカッションを15分行い、夕食タイム。
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今回もユーが、セブンイレブンで買ってきてくれた弁当3種類。
トンカツ弁当のカロリー表示を見ると、９７５キロカロリー。
マジか！
これだけは避けたい。
狙うは中華丼。
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ジャンケンポン！
私がグー、マサとユーがパー。
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狙っていた中華丼は、マサが選択。
残りはトンカツ弁当。
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たまに食べるトンカツも美味しいもんである。
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次はフリー演題。
これは1人15分。
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ユーは、所属学会である、歯内療法学会の学会誌の中から、面白い症例を発表してくれた。
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続いてマサは、自分の症例発表をパワーポイントで発表してくれた。
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次は、塾長の出した宿題の発表。
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最後は、読書感想プレゼン。
ただ単に感想を言うだけでなく、その本を読んで、自分自身の生活で何が変わったか、何を変えようと思うかと、自分自身の実際の生活で何かがプラスにならなければ意味がないと教えている。
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ユーは「やってはいけない健康法」
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私は今年の検診で、高コレステロールを指摘された。
しかし、３００以内であれば問題ない、コレステロール値は低いより、若干高めの方が癌になりにくいと私を気遣ってくれた。
さすがに３００までは行っていないので、一安心。
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マサは「今やる人になる40の習慣」。
今、話題の林先生の本である。
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私の本は「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」
著者は法政大学大学院政策創造研究科教授の坂本光司さん。
同著の「日本でいちばん大切にしたい会社」は70万部ベストセラーだそうだ。
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坂本さんは実は患者さんであり、今現在も治療中であるが、全国を飛び回る超多忙な方で、
いつもスーツに大きなカバンを持って診療室に入って来るなり、
「今日は11時〇△分に静岡駅から新幹線で大阪に行くので、藤枝駅に何時何分までに行きたいので、ここを・・・・・・・」と、歯の状態より、スケジュールの話しから始まる。
先日は、15分後にここを出たいです。と言われ、大慌てだった。
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ベストセラーだけに、大変勉強になる内容であった。
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しかし、月に一度とは言え、課題が多く、中途半端な発表は許さないので、塾生（と言っても2人しかいないが）にとっては大変だと思うが、本当に良くついて来てくれ、塾長としても、やりがいを感じる。
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最後は、恒例の時間無制限一本勝負の塾長総括。
総括の内容は、今日の二人の発表に関してのコメント、そして、ちょっとした質問、そして人生訓（生き方）を語るようにしている。
ちょっとした質問とは・・・・・。
「先の参院選で、安倍首相が良くTVに出てたね。見ただろ？」
「はい。」
「安倍首相の口腔領域の特徴は？」
「・・・・・・・・・・・・」
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「安倍首相は左上1番が変色具合をみるとおそらく失活歯、左下1番が唇側転位、正中は・・・・・・・、右肩が左肩に比べ・・・・・・・・・、咬筋の発達具合の左右差を見ると・・・・・・・・。
そして・・・・だろ。」
歯科医師たるもの、TVでコメントを聞くだけでなく、口腔領域に自然と関心を寄せ、これぐらいの情報は自然に頭に入って来なければ駄目だ！と一喝。
1日24時間、歯科医師たることを忘れるべからず、である。
忘れて良い時は、引退した時であろう。
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そんなこんなの話しで午後11時33分、総括終了。
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今日は12時前に終了できた。
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実は、明日は早朝トレーニングを予定しているのだ・・・・・。
いつもながら何とも身勝手な塾長である。