送り火
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昼飯は、かみさんのリクエストで、静岡駅南の清美そば本店。
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私は初来店だが、かみさんは、時々、息子と来ているらしい。
そば店ではあるが、一番人気は、ラーメンとカレーライスと言う。
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炭水化物&炭水化物で、炭水化物の摂り過ぎじゃないか、と言うより二つも食えるか心配だったので、注文に躊躇していると、
「大丈夫、食べられなかったら私が食べてあげるから」
と我が家で一番男らしいかみさんが手を上げ、注文を済ませてくれた。
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カレーもラーメンも通常の半分くらいの量で、小食の私の胃袋にも丁度 よかった。
味も外食とは思えないほど非常に薄味で、あっさりしており、これまたよかった。
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かみさんがリクエストした意味が良く分かった。
周りのお客さんも、ほとんど、丼物とラーメンとかそばを注文していた。
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昼食後は、少し買い物をした後、墓参りをして、田町にある実家へ向かった。
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今日は送り火の日である。
母と我が家族の5人で夕食を摂り、その後、送り火を焚いた。
17年前に天国に行った父親を思い出しながら、じっと火を見つめていた。
ルパンも興味津々であった。
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暗闇の中で、火をじっと見つめていると、何とも不思議な気持ちになる。
これって何なんでしょうか。
実に不可思議である。
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