SMR 初参加
SMRに参加した。
Sunday Morning Ride の略である。
Seiji Maruyama Ride ではないらしい。
日曜の朝に、皆で自転車を楽しもうという企画らしい。
毎週日曜朝8時からあると言う。
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藤田さんには、このSMRに参加するために、何回か稽古をつけてもらい、ついにSMRデビューの日が来た。
さて、今朝は、6時に起床し、豆腐の味噌汁でご飯一膳、納豆卵ぶっかけご飯で一膳。
さらに熱中症対策に牛乳一杯。
エネルギー補給OK。
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朝7時、エコ・マネージの藤田さんが、迎えに来てくれた。
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向かう先は、焼津市坂本にあるOKADAMAN。
岡田さんが経営する自転車屋さんである。
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約30名が次々に集まって来た。
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大学ノートに、皆が名前を記入している。
どうやら、これが出席簿?らしい。
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ノートを覗くと、
トレーニング1班、トレーニング2班、トレーニング3班、ツーリング1班、ツーリング2班
と5つのマスがある。
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藤田さんに聞くと、
トレーニング1班は、本格的にレースに出ている20代、30代のバリバリの選手。
猛スピードで、物凄い距離を走破する化け物集団らしい。
最後のツーリング2班は初心者チームと言う。
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私は、昨晩は10時にベッドインし、体調を整え、気合を入れて来ているが、トレーニングはできないらしい。
私に許されるのは、ツーリング班である。
それもツーリングの2班。
つまりツーリングの中でも2軍ということか。
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ツーリングの2班のマスには10名の名前があった。
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さて、今日は初参加者が2名。
岡田さんより、挨拶をするように言われ、
「初参加の丸山です。宜しくお願いします。」
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挨拶の後は、各班が集まり、事前ミーティング。
ツーリング2班の出発前の会話を聞いていると、先週行われた宮古島トライアスロンの宿がど~~だったの、スイムがど~だったの、という話をしている。
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ツーリング2班って、そういう集団だったの???
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今日のツーリングは「蔵田の山コース」に決定。
10人だと多いので、男子6人と女子4人に分かれることになった。
私は、男子なので、男子6人チーム。
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チームリーダー?より
「速かったら、速いって言って下さいね。6人は運命共同体なので、一番遅い人に合わせていきますので・・・・」
何とも優しいお言葉、と同時に、何ともプレッシャーのかかるお言葉。
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今日の我が班のスピードは、私のスピードになると言う事らしい。
・・・・と言う事は、つ・ま・り、私は、常に全力疾走しなくてはいけないということ?
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な・る・ほ・ど。
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いよいよ、スタート。
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行きは山登り。
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6人で列を組んでの走りである。
一般公道を通るので、マナーが大事らしい。
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スポーツは紳士的でなくてはならない。
いろいろとマナーを教わりながらのライド。
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歩く人、自転車の乗っている一般人、老人、子供などに、決して迷惑を掛けずに走り続ける。
マナーの良さに、感心した。
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何事もそうであるが、人様にご迷惑をお掛けしない様、細心の注意を払わなければならないのだ。
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上り坂は、大腿四頭筋に強烈な刺激が来る。
自転車は決して止まることが許されない、過酷な乗り物だ。
靴をペダルがくっついているので、例え延々と続く坂道とは言え、漕ぎ続けないと倒れてしまうのだ。
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脈拍は常時、170~178。
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漸く、ツーリング2班の山登りのゴールに到着。
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GARMINを見ると、40キロ。
自宅からOKAADAMANまで10キロなので、OKADAMANから30キロ走った様だ。
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何とか、着いて行くことが出来、ホッと一安心。
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帰りは下り坂。
延々と続く下り坂。
これは怖い。
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めちゃくちゃ怖い。
スピードが出過ぎ。
真っ直ぐな道ならいいが、くねくね道である。
それも前方からは時々、車が来るではないか。
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こんな所で怪我はしたくない。
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完全に孤立状態。
前の5人には全くついていけない。
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安全第一!
そ~~自分に言い聞かせ、のろのろ徐行運転。
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坂道を降りた所で、仲間が待っていてくれていた。
何とか、スタート地点のOKADAMANに辿り着くことが出来た。
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藤田さんが自宅まで先導してくれ、自宅で分かれた。
GARMINで80.4キロ走行。
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ツーリング2班、つまりツーリング2軍チームの初ツーリングが無事終わった。
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世間一般では
これを「ツーリング2班」と呼ぶだろうが、
私にとっては「ハード・トレーニング1班」だった。
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もしかしたら、日常生活でも、自分では「ハード・トレーニング1班」と思っていても
世間一般からすると、実は「ツーリング2班」だったりすることって意外とあるかも・・・・・・・。
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今日も、とても良い、人生お勉強をさせて頂きました。