院内勉強会
第三金曜日は、恒例の院内勉強会。
今日の演者は、歯科技工士の杉山禎宣さん。
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演題は「精度の高い技工物の提供」
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歯茎を引き締め、虫歯を除去し、予防指導を行い、最後に補綴物が装着される。
この最後の補綴物の精度が高くないと、それまでの時間、治療の全てが台無しになってしまう。
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今回は、あらゆる工程での検証を行った。
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噛みあわせの形態如何でも、患者さんの噛み具合が大きく違ってくることをエヴィデンスレベルで話してくれ大変勉強になった。
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全ての工程で、基本に忠実な操作、作業が要求されることが改めて認識できた。
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最後は、浅田次郎の「歩兵の本領」から引用した、
”精鋭はいらない、落ちこぼれを作らない” という言葉で締めくくってくれた。
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技工物作成には、多くのスタッフの作業が関わっている。
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落ちこぼれが一人でもいると、それでアウトになってしまうチームプレーの結晶が、技工物であり、医療なのである。
全員が精鋭である医療を目指してはいるが、少なくとも1人たりとも落ちこぼれにならないよう、全員が日々勉強し、日々精進して行こうと気持ちを新たにした。
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勉強会後は、これまた恒例のお弁当タイム。
ここのお弁当屋さんは、いつもお菓子をつけてくれる。
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いつもの事だが、この弁当を口にすると、ホッとする・・・・・・。
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おそらく演者の杉山さんも同じ気持ちだろうと思う。
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一作日のチェックは夜10時。
昨日は、休診日であったが、午前11時に1回目のチェック、
2回目のチェックは、磐田の専門学校から帰ってきた後の午後6時30分。
晩に、3回目のチェック。
今朝8時に最終チェックを行い、漸く、OKを出した。
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杉山さんも辛いが、私も辛いのだ。
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長年続けている勉強会である。
妥協はしたくないから・・・・・・・・・・・。