藤田さんとバイク練習
2人の息子は、塾でセンター試験模試。
本番は二日間に分けて行う試験を一日で済ますので、タイトな試験な様だ。
朝8時30分開始で午後8時終了。
という訳で、朝、藤枝駅まで送って、帰りは、午後8時37分に藤枝駅に迎えに行くと言う約束をした。
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と言う訳で、午後7時からある組長会議まで、フリータイム。
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さて、トライアスロンまで、3ヵ月を切った。
経験者に聞くと、スイム、バイク、ラン、全て1週間に最低2回は練習すべきと言う。
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空手もあるし、勉強会もあるし、仕事もあるし、なかなか難しいが、そこを何とかしないと駄目である。
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早朝練習や、一日2種目練習をこなさなければならないことが分かった。
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バイクは、まだまだ全くのど素人なので、今日は、エコ・マネージの藤田さんにお願いして、指導してもらうことにした。
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午前中に、追い込んだ自主練習をした体にも関わらず、午後2時から一緒に走って頂けることになった。
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まずは、藤枝市立総合病院の坂道コースを2周。
結構きつい、いや、いや大分、きついコースである。
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次は、藤枝運動公園の坂道コース。
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次は、通称、ビクターの坂。
このビクターの坂は急な勾配で、過去に何回か上った経験があるが、はっきり言って、一番嫌いな坂道である。
ラスト1/3は、大腿四頭筋がプルプル震えて、悲鳴を上げ、肉体的にも、精神的にも追い詰められる、私には厳しい試練の坂である。
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最後は、くらた である。
大久保キャンプ場に向かう山の坂道である。
延々と続く上り坂、ほとほと嫌になるが、これが練習になるのだろう。
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今日は、坂道を上りながら、体重移動方法、漕ぎ方、ギヤーの変速の仕方などなど、細かい指導をして頂いた。
私のイメージとは、かなり隔たりがあったので、今日は本当に勉強になった。
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空手もそうであるが、何事も基本姿勢なるものがある。
どうやら、私は上半身に力が入り過ぎ、無駄な力を浪費していたのが分かった。
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肩の力を抜き、自転車を無駄に振らない様に、大腿四頭筋に意識を向け、走ったら、今までより効率良く走れるようになった気がした。
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藤田さんから、バイクは走行距離ではなく、練習内容だと教わった。
短時間でも強い負荷をかけた練習が良いらしい。
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マラソンにも、空手にも言える事である。
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何とかして、週に2回バイクの日を作ろうと思うが、当然、仕事が第一なので、仕事に支障がきたさない範囲でやって行こうと思う。
ま~~忙しくても、一日30分くらいの時間なら、何とか作れるもんである。
その30分を負荷の強い練習にあてれば良いのだ。
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誰にでも一日は24時間しかないので、時間を有効に使っていきたい。
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さて、今日の走行距離は63キロ。
しかし、藤田さんは、やはり化け物であった。
藤田さんにとっては、午前中に追い込んだ練習をした後の63キロ。
私は、午後の練習に備え、午前中は家で体力温存し、事務仕事に専念。
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にも関わらず、藤田さんは、余裕である。
最後の くらた の坂道で、私がヒーヒーして、のろのろ運転、ただただ前進するのに精一杯な私を見ながら、「先生、私、先に行って写真撮影しますね。」と
ぐいぐいスピードを上げ、坂道を駆け上がって行く。
あっと言う間に藤田さんの姿が私の視界から消えた。
マ・ジ・カ。
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空手も大腿四頭筋が大事であり、ここの筋肉に関しては、それなりに自信はあった。
スクワットも200回くらいは良くやっている。
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しかし、全く通用しない。
く・く・く・くやし~~~~~。
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悔しかったら、強くなるしかない。
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