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2013年2月27日 (水)

消費期限、賞味期限に思う

世の中には、消費期限、賞味期限なるものがある。

世の人間には「遵守派」と「非遵守派」がいる。

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思い起こせば、昔は、消費期限、賞味期限なんて無かった。

ただ、製造年月日はあったと記憶している。

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例えば、「牛乳」。

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1週間ほど経過した場合、飲む前に、舌先で味見をして、ヨーグルトっぽい味がしたら、アウト!と判断していた。

母は、その牛乳を風呂場に持って行き、肌がつるつるになると言って、肌に付けていた。

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食パンも、目で見て、カビが生えていなければセーフ。

カビが生えていれば、その部分を取って残りを焼いて食べていた。

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さて、さて、先日、災害時に備え備蓄していた、缶詰、水、菓子、レトルト食品などを整理していた時、約半分、量にして段ボール一杯分が消費期限ないし、賞味期限切れであることが判明。

捨てるには非常に忍びない。

中には、1年オーバーの物から、僅か1ヶ月オーバーの物まで様々・・・・。

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家族会議の結果、捨てることに決定。

その理由は、もったいないと言う事で食べて、お腹でも壊したら、もっと、もったいない!

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た・し・か・に・・・・・。

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しかし、野生の勘を発揮してもよいのではないか。

火を通せば食べられるのでは・・・・・・・・・。

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そこで、インターネットで調べて見ることにした。

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まずは、「缶詰」。

公益社団法人 日本缶詰協会 のHPを探し当てた。

http://www.jca-can.or.jp/qanda/05.html#q49

そこでQ&Aがあり、Q49に、

「賞味期限が切れた缶詰は食べられますか?」に対する回答があった。

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「缶詰は密封の後、その主要な製造工程である加熱殺菌により食品の腐敗の原因となる微生物を殺滅しています。このため保管中に新たな微生物が侵入しないかぎり、賞味期限の経過後についても開封しなければ5年、10年、それ以上、中身が腐ることなく長期間保存できます。ただし、「おいしさ」という点を考えた場合、これを保証する賞味期限からの経過期間が長くなるほど期待は薄くなりますが、上記の理由により賞味期限を過ぎた後も食品としての安全性や衛生面については問題ありません。」

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それでは「ミネラルウォーター」

答えは、

「汲み上げた水は、精密な膜処理で有機質などが除去されて、水と僅かに溶けているミネラル分だけに精製された後、滅菌処理を行い、ほとんど無菌の室内で滅菌されたボトルに詰められます。
膜で除菌される上に、高温殺菌されているので、菌はまず存在しません。そして仮に菌が入ったとしても、天然水の中には菌が増殖するに必要な養分が全くないので、育たないのです。要するに、腐敗は不可能です。」

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残念ながら、缶詰は廃棄してしまったが、ミネラルウォーターは捨てていない。

という訳で、今後は、缶詰も捨てずにとっておこうと思う。