坂出の父母、来静
かみさんの父母が香川県坂出市より遊びに来てくれた。
12月28日から本日1月2日まで滞在してくれた。
お二人とも80歳とは思えないほどの元気さで安心した。
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何のお構いもできなかったが、かみさんの妹が神奈川県から30日に合流し、二人の娘と孫の元気な姿を見て一安心してくれたのではないかと思う。
さて、ルパンは義父母が家に来た直後は、この人達は誰だ、誰だとそわそわしながら、時にワンワン吠えて警戒していたが、父(じいちゃん)が一度散歩に連れて行ってくれると、一気に警戒心が解け、いつものおっとりとしたルパンの性格に戻った。
じいちゃんは一日に5回も、6回も散歩に連れて行ってくれるので、すっかりルパンは気に入ってくれたようだ。
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折角だから、どこか行こうかと提案したが、出不精なかみさんは、
「じいちゃん、ばあちゃんはもう80歳だから、家でゆっくりするのが一番いいの。」
と言う。
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という訳で、別にどこかへ行くわけでもなく、特別なご馳走を振る舞ったわけでもなく、ただ普通に7人で朝飯、昼飯、夕飯を食べ、普通に会話をし、普通に過ごした5日間。
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しかし、これこそが究極の幸せな時間ではないかと思う。
お正月だから美味しいご馳走も良いが、私も含めてカロリーが気になる年だし、普段食べ慣れていないものを食べてもかえって体調が崩れてしまうので、折角きてくれたのに、どちらかというと粗食ではあったが、7人皆が元気に揃って、温かい部屋で、笑顔で、温かいご飯が頂ける、これ以上何を望もうか。
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普段は仕事中は勿論、昼休み中も、診療後も比較的慌ただしい一日を過ごす私には、こういう時間が止まった様なゆったりとした日々は、何よりにも増して良い骨休めになった。