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2011年5月 3日 (火)

第54回静岡県空手道大会

県武道館にて第54回静岡県空手道大会が開催された。

恵空館道場(大井川支部)より一般2名、中学生5名、小学生9名 計16名が参戦した。

本大会は東海地区大会、全国大会の予選会も兼ねており、我が道場も1年間で最も重要視している大会である。

静岡県は全国有数の空手王国であり、昨年の全国大会でも6種目で日本一になっている。

空手人口も埼玉、東京、福岡の次に多いようだ。

全国切符は空手人口により割り振られるため、静岡では県大会で各種目男子はベスト8、女子はベスト7に入ると全国切符が手に入る。

しかし中には空手人口の少なく、優勝しないと全国大会に出場できない県もある。

全国大会はだいたい各種目約150名が参加するので、都道府県の数を考えればうなずけると思う。

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さて、私は審判員として参加した。私のコートは中学3年生女子と一般男子であった。

一般男子の組手は迫力があり、審判員としても熱が入ってしまった。

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審判員は試合会場では、公正を期すため選手と話をしてはいけないルールになっているので、道場生にアドバイスをしてあげたくてもできない歯がゆさがあったが審判員は皆そうであるので仕方がない。

さてさて、結果だが、昨年は2枚であった全国切符が今年は4枚手に入った。

上出来である。

内訳は 小学校6年男子形 優勝、小学校6年女子形 3位、中学1年女子形 3位、小学校5年組手 5位 である。

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しかし結果が全てではない。

県大会のパンフレットの表紙の裏にこんなことが書いてあった。

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空手道とは、

勝敗を究極の目的とする武術ではなく、有形無形の試練を乗り越え、鍛錬の汗の中から人格完成を図ろうとするものである。

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