命日
今日は親父の命日だ。
15年前の今日、63歳で亡くなった。
栃木県の歯科医院で診療をしていた時、母親からの電話で訃報を知った。
その時の事は今でも鮮明に憶えている。
今も私の頭にあるのは63歳の元気な頃の親父である。
生きていれば78歳であろうか。
63歳当時の顔から想像することしか出来ない。
院長室には高校2年の時に親父が書いてくれた書が飾ってある。
内容が笑える。
「やせ蛙、負けるな一茶 これにあり」 である。
やせ蛙は私で、一茶が親父だそうだ。
高校2年生当時の私は 身長158センチ、体重44キロ。
親父には 、よっぽど頼りない息子に映ったのだろう。
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開業前にあの世に行ったが、誠二が開業って大丈夫か と心配していたと後で母親から聞いた。
その書のある院長室でお香を焚き、亡き父に、
「親父!意外と頑張っているから心配するな!」 と報告した。