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2010年1月 2日 (土)

我輩は柏原である

こんばんは、院長の丸山誠二です。

第86回箱根駅伝をTV観戦した。

今大会の注目は昨年往路 最難関最終5区で、1年生ながら区間新記録をたたき出した東洋大・柏原。

トップ明大との4分26秒差7位で襷をもらうと、コース中盤の12キロ過ぎまでに驚異の6人抜きを達成しトップに立ち、昨年の区間新記録をさらに更新しゴール。

スタートからエンジン全開、そんなに飛ばして大丈夫かと見ている者を不安にさせるほどの責めの走り、そんな不安も払拭しエンジン全開のままゴール、アッパレである。

ラン後にアナウンサーに「全国の箱根を目指す中・高生に早く走る秘訣があったら教えてください。」との問いに

「高校生の頃は記録が出なく無名でしたが、走ることが楽しいと思えるようになってから早くなりました。」との答え。

単純な私である。気分は柏原である。

我が家から藤枝駅まで往復約11キロを走ることにした。

今年最初のランニングにふさわしい気分である。

本当は、Tシャツにマジックで東洋大と書き、襷をかけ柏原になりきって走りたいところだが、通りがかりの人に通報され、鉄格子のある病棟に強制収容されると困るので、通常の服装で走ることにした。

昨年11月のフルマラソンで負傷した右膝をかばいながらのランであるがどうにか痛みもなく走ることができた。

当然、沿道には旗を持った観客もいないし、白バイの先導もない。

ひたすら孤独なランである。

寂しい限りである。

でもい~んだ、楽しんで走ったから。