昇段審査
今晩は、院長の丸山誠二です。
県武道館で、日本空手協会静岡県本部昇段審査が行われた。
我が大井川支部からは、初段に小学生2人、中学生3人、弐段に中学生2人、一般男子(44歳)1人、計8人が受験した。
私の記憶では大井川支部始まって以来の大人数受験だ。
合格率の平均は60%前後であり、実際ほぼ全員が合格ぎりぎりのレベルだったので、どうなるか非常に心配した。
本人達も自覚があったのだろう、先週、土曜日に、時間があったら、稽古をつけてほしいとう申し出があった。
今週は火・木・土 がスポーツ少年団の練習日、月・水が一般の部の稽古日だったため、兎に角、稽古に来るように話した。
審査まであと3日と迫った木曜日の稽古でも、私の見る限り、まだ合格レベルには達していない受験生が数人いる厳しい状態であった。
しかし、仕事の都合上、木曜日の指導が私の道場での最後の指導となった。
誰より本人とわが子を見守る親が、厳しい状態であることを一番分かっているのだろう。
4人の生徒から、「丸山道場」(通称)の開催を熱望された。
熱望されたり、頼りにされると、断れない性格の私は、スケジュール帳を見て、「金曜日夜8時~9時、気合入れて1時間」ということで、1時間限定の「丸山道場」を半年振りに復活することにした。
はっきり言って1時間でどうにかなるような甘い世界ではない。
「藁をも掴む気持ち」なのだ。
そういう心境はよーく分かる。
1時間気合を入れた稽古をし、最後に、これだけやれば大丈夫だ!とOKサインを出し、あとは「ハート」の部分を熱い想いで、伝えてみた。
結果は最近では本当に珍しく全員合格となった。
受験生もびっくり、私もびっくりである。
うれしい限りだ。
最後に記念写真をと、デジカメを持参したが、撮影寸前に人とぶつかり、デジカメを地面に落とし、壊してしまった。というわけで、写真はありません。
この勢いでISOも乗り切りたいものだ。
ちなみに、受験生には、できるだけ乗り合いで来るように伝え、私も増田先生と一緒の車で帰宅した。
どんな時も、地球に優しいECO活動は忘れていません。