AED勉強会
今晩は、院長の丸山誠二です。
本日は午前11時30分から13時30分まで2時間、「川野先生によるAED勉強会」を行った。
川野先生は日本歯科麻酔学会の認定医であり、頼もしい存在である。
前半の1時間はパワーポイントとDVDを使い、分かりやすく説明をしてくれ、後半の1時間は人形(太郎君)を使い実習を行った。
実習では、診療中に不測の事態が起こったことを想定し、アシスタント、受付、品質管理責任者、救急班、歯科医師と細かく役割分担を決め、スタッフ全員がAEDの使用と救急蘇生の実習を行った。
心房細動が起こった場合、1分放置する毎に救命率が10%下がり、9分で救命率0%と言われているため、救急車を待っていては助からない。そのため、現場の人間の冷静かつ迅速な対応が求められる。
不測の事態が起こらないよう、十分な問診を行い診療を行っているが、生身の人間相手なので、注意していれば絶対に起こらないというわけでもないのである。
われわれ歯科医師は定期的に講習を受けているが、スタッフ全員が行うことは非常に重要な意味をもつ。そんな訳で、今日は大変有意義な勉強会になった。
いつでもできるように定期的にこの実習は行っていきたい。