親父の命日
今晩は、院長の丸山誠二です。
今日2月8日は親父の命日だ。12年前1996年2月8日肺癌のため他界した。
栃木県で診療している最中に母親から言葉にならない電話があった。「おとうちゃん、死んじゃった。」その言葉だけ何とか聞き取ることが出来た。私も少し間を空けて「わかった。」この一言の返事をするのが精一杯だった。
その後の患者さんはキャンセルさせてもらい、新幹線で静岡まで帰ってきたが、新幹線の中ではずっと体が小さく震えていたのを今でも憶えている。人生の中で経験したことがないショッキングな出来事であったことは言うまでもない。
同年3月13日に双子の息子が誕生し、同年4月8日まるやま歯科医院開業、30歳だった1996年はいろいろな意味で自分の人生の中で大きな意味を持つ年となった。ちなみに私の車のナンバーはずっと1996である。
あれから12年、息子も来月12歳、まるやま歯科医院も再来月12歳、私は42歳、月日の流れるのは早いものだ。
今日は診療後、家族4人で静岡の実家に行き、仏壇にバレンタインのチョコを供え、線香をあげて来た。