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2007年8月16日 (木)

武士の一分

 こんばんは、院長の丸山誠二です。

 人間、急に何かを無性にしたくなることがある。今日、院長室で、書類の整理をしていると、急に「武士の一分が見たい!」という気持ちが湧いてきた。書類の整理が進むにつれ、その気持ちが段々と大きくなっていき、とうとう我慢出来なくなり、TUTAYAに車を走らせた。

 不評であったかみさんとは対照的に、私は非常に感動した。ストーリーこそ単純ではあるが、まさしく武士の一分(プライド)を存分に感じさせる内容で、背景など細かい所にも気を遣っているのがよく分かり、私の中では、高得点をあげられる作品であった。

 原作は藤沢周平の「盲目剣谺返し」である。同じ藤沢周平の「たそがれ清兵衛」も良かったが、「武士の一分」は更に良かった。

 この作品に敬意と感謝の意を込めて、TUTAYAに返却に行った帰り道にセブンイレブンに寄りDVDを購入させてもらった。後日子供と一緒に見る予定である。

 2_3 1_4 大金を注ぎ込む壮大な外国映画も良いが、日本映画も大好きである。